「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/理想年代 完全版」
原題:黄飛鴻之理想年代/THE IDEAL CENTURY
1996年 香港 216分
■監督:
胡明凱(フー・ミンカイ)
■出演:
趙文卓(チウ・マンチェク)
鄭則仕(ケント・チェン)
熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
莫少聰(マックス・モク)
劉洵(ラウ・シュン)
●あらすじ
ツイ・ハーク製作の「ワンチャイ」正当続編第4弾、最終章。
清王朝が倒れ、袁世凱の指揮の元、中華民国が誕生する。
新政府は新たな通貨の発行を決定、紙幣統一の任をケイインとムンゼンに任せる。
しかし、その陰には巨大な陰謀が隠されていた…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
ストーリー的にも「辛亥革命」から繋がっており、オープニングの歌も健在と
まるで前・後編と言ってもよい内容。
本作も中々面白かったが、中盤の話の核となるのが恋愛四角関係なのがちょっとだれる。
恋愛的にはイーさんピンチな内容なんだが、TVシリーズの女優さんだと全くピンチに思えないのが難点。
イーさんとしての魅力が全く無いのが駄目な所。
功夫シーンは多くはないが、相変わらず熊欣欣の武術指導は満足させてくれる。
ラストの一騎撃ちの闘いなんて、TV版とは思えない出来映え。
趙文卓が無影脚を放ってくれるが、これってもしかしたら趙文卓の無影脚は初かな?
映画版にあったかな? 良く覚えてないや。
代わりに熊欣欣が無影脚を放ってくれる。
確か「八大天王」でも熊欣欣は無影脚やってたような気がしたが、弟子が無影脚やっちゃ駄目でしょうと思ったね。
まあ一つ一つが長いので時間掛かったが、無事全部鑑賞することが出来て良かった。
アニメと同じくらいTVものって興味がなかったが、これからはどんどんTVシリーズも観ていきたいな。
そう言えば趙文卓は本シリーズの後もずっとTVに出ているようだが、何か理由があるのかね?
最近もドニー・イェンともめてるし。
まあ別にいいけど。