レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲

2012年05月12日 23時17分39秒 | 功夫/空手/武侠片

「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ 天地風雲」
原題:黄飛鴻之西域雄獅/ONCE UPON A TIME IN CHINA AND AMERICA
1997年 香港 99分
■監督:
 洪金寶(サモ・ハン・キンポー)
■出演:
 李連杰(リー・リンチェイ)
 關之琳(ロザムンド・クワン)
 熊欣欣(ホン・ヤンヤン)
 呉耀漢(リチャード・ン)
 ジェフ・ウルフ

●あらすじ
香港の人気スター、ジェット・リーが清朝末期の武術家ウォン・フェイフォンに扮した人気シリーズ第6弾。
今回は舞台を開拓時代のアメリカ西部に移してウォンの活躍を描く。
ウォンは婚約者のイー、弟子のチャトらとともにチャイナ・タウンに暮らす友人を訪ねるため渡米した。
しかし、旅の途中でビリー・ザ・キッドを助けるが、彼らの乗った馬車はインディアンに襲われ川に転落。
激流に呑み込まれ記憶をなくしたウォンはインディアンに助けられ、彼らの仲間になっていた……。
(allcinemaより)

★感想など
久々に李連杰がシリーズに復帰した作品。
そのせいか、香港では「天地大乱」級に大ヒットしている。
これは明らかに黄飛鴻が李連杰だから、そこまで猛烈にヒットしたのだろう。
久々の李連杰と言っても、昔とは違って黄飛鴻を茶化すような描写が目立つ。
と言っても功夫シーンの出来映えはやはり流石と言える。
功夫だけは、どうやっても趙文卓が敵わない所だ。
特に本作では李連杰と熊欣欣が徹底的に闘うシーンが嬉しかった。
この二人は「天地争覇」で期待させておきながら、ちゃんと闘わなかったからね。
それとやっぱりイーさんは關之琳だねえと痛感する。
あのTV版の嫌な女っぷりの後では、余計に天使に見える。
話自体は香港映画で西部劇を作ったらって感じで、非常に興味深いが
ラストの敵は頂けなかったなあ。
ほとんど黄飛鴻と絡んでいないから、別にカタルシスがないんだよね。
話的には、悪の町長がラスボスの方が良かったと思うけどね。
個人的には大ヒットする程の作品は思えないが、別につまらない訳ではないので
興味ある人にはいいかもね。
コメント
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