「新・ガンヒルの決斗」
原題:SHOOTOUT
1971年 米 96分
■監督:
ヘンリー・ハサウェイ
■出演:
グレゴリー・ペック
パット・クイン
スーザン・ティレル
ジェフ・コーリイ
●あらすじ
8年近くの刑期を終えて出所したクレイは、町のバーで彼を裏切った強盗仲間サムの居場所をバーテンから聞き出そうとするが、
バーテンはサムが雇った荒くれ者に殺されてしまう。
死に際のバーテンからサムがガンヒルにいると聞いたクレイは、金を預けている元恋人に再会しようとした。
だが、待ち合わせに元恋人は現れず、現れたのは彼女の娘のデッキーだった。
クレイは少女デッキーとともに復讐に向かうことになる。
(ザ・シネマより)
★感想など
中々面白かったけど、映画としての骨子はぶれまくっていた。
最初は自分を裏切った元仲間への復讐劇かと思いきや、道中は多分自分の娘なんだろうなと思わせる子供との
ロード・ムービーになり、ちょいちょい出てくる子悪党がうざいなと思ってたら、そいつと最終対決など。
どれか一本に話を絞った方が、全体が引き締まるのは間違いないのに、あれこれと詰め込み過ぎて
しかもどれも消化不良な感じだった。
だがマカロニ後なせいか、子悪党のふるまい等にちょいちょいマカロニの影響が見えたりするのが
以外と面白かったりする。
娘役の子もこまっしゃくれてて以外と可愛いし、映画としての体とかを気にしなければ面白い作品ですよ。