「拳銃のバラード」
原題:BALLATA PER UN PISTOLERO
1967年 伊 95分
■監督:
アルフィオ・カルタビアーノ
■出演:
アントニー・ギドラ
アンジェロ・インファンティ
アル・ノートン
アントニー・フリーマン
モニカ・トイバー
●あらすじ
当時新人のA・カルタビアーノ監督が、ユーゴスラヴィア出身のA・ギドラを主演に撮り上げたマカロニ・ウエスタン。
悪漢エル・ベドジャに牛耳られた西部の町マリンタンにやってきたクッド。
ベドジャに父親を殺され、自らも濡れ衣を着せられた過去を持つ彼は、その恨みを晴らさんとしていた。
やがてクッドは同じくベドジャの命を狙うガンマン、ニグロスと知り合い、協力関係を結ぶのだった。
(ぴあ映画生活より)
★感想など
マカロニも、初期の頃のやつは面白いんだなあと再確認した作品だった。
アクション・シーンの一つ一つが結構凝っていて、観客を楽しませようとの心意気を感じる。
イタリアでマカロニがブームになった後は、とりあえずマカロニなら何でもいい的になっちゃったから
後期の作品は箸にも棒にも掛からないような作品があるんだろうな。
アクションだけでなく、ストーリー面でもひねりを入れてきているので割と飽きない。
掘り出し物の一品と言ったところでしょう。