レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ワイルド・アパッチ

2013年04月24日 21時53分05秒 | 西部劇

「ワイルド・アパッチ」
原題:ULZANA'S RAID
1972年 米 102分
■監督:
 ロバート・アルドリッチ
■出演:
 バート・ランカスター
 ブルース・デイヴィソン
 リチャード・ジャッケル
 ロイド・ボックナー

●あらすじ
インディアン居留区を出奔したウルザナは、仲間とともに白人に対する復讐を始めた。
彼らの討伐のため、老練なマッキントッシュが砦に呼ばれる。
騎兵隊の若き中尉デブリンを補佐しながら、彼らは凶悪なアパッチを追った……。
実話を基に存亡を賭けたアパッチ族との壮絶な闘いに挑む騎兵隊を描いた西部劇。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
この時代って、すでにフロンティアの偽善が叫ばれてた頃じゃなかったっけ?
そんな時代に、逆行するかのような「インディアンって悪いやつなんだよ」的な映画を撮るとは。
同監督・主演の「アパッチ」も時代に逆らったテーマだと思ったが
本作でも似たようなことをやっているねえ。
まあベトナム戦争に絡めて云々らしいが。
主人公の思想と若き中尉の思想のぶつかり合い。さらに敵・味方のアパッチ族など、色々なテーマを内包しているが
香港映画のように全て喋って教えるぜ的ではない分だけ、消化不良に感じてしまうのは
俺がレレレに慣れてしまったためなのか?
まあラスト・シーンも含めて、この時代に作られた西部劇を感じることが出来るね。
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シルバラード

2013年04月24日 21時52分46秒 | 西部劇

「シルバラード」
原題:SILVERADO
1985年 米 133分
■監督:
 ローレンス・カスダン
■出演:
 ケヴィン・クライン
 スコット・グレン
 ケヴィン・コスナー
 ダニー・グローヴァー
 ジョン・クリーズ
 ロザンナ・アークエット
 ブライアン・デネヒー
 ジェフ・ゴールドブラム

●あらすじ
R・カスダンが製作から脚本、監督まで務めた痛快娯楽ウェスタン。
とある事件で投獄の身だったエメットは故郷シルバラードに帰郷する。
しかしそこには土地独占を企てる牧場主が嫌がらせを続けており、エメットの姉夫婦も立ち退きを要求されていた。
そして酒場のオーナーで町の保安官として君臨しているコッブ達の悪行に怒ったエメットは
仲間と共に一味に戦いを挑む……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
製作年度も新しく、80年代の雰囲気に彩られた作風は素直に楽しい。
主要ヒロインが若い女性ではなく、酒場の老女性なところも素直に楽しい。
ケヴィン・コスナーもダニー・グローヴァーもジェフ・ゴールドブラムも、みな凄い若い。
アクションも適度にあり飽きさせないんだが、脚本がイマイチ。
純粋な西部劇を目指した割には、最後まで誰が敵なのかが解り辛い。
それだけでなく、誰が主役でその目的も解り辛い。
全体像がぼやけすぎで、色んな話をやってる内にラストになっちゃったって感じ。
もっと解りやすい勧善懲悪にしていれば、大傑作になったかも知れないのにね。
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