「新・愛と復讐の挽歌 殺しの掟」
原題:太子傅説/NO MORE LOVE NO MORE DEATH
1993年 香港 92分
■監督:
邱禮潯(ハーマン・ヤウ)
■出演:
張學友(ジャッキー・チュン)
關之琳(ロザムンド・クワン)
劉嘉玲(カリーナ・ラウ)
陳惠敏(チャーリー・チャン)
●あらすじ
レオン・ライ主演『新・愛と復讐の挽歌』のプロローグとなるハードボイルドアクション。
マフィアに殺し屋として育てられたひとりの男。
しかし、ターゲットを狙う彼の前にひとりの女性が現れたことで、彼の心は乱れ始める。
すると組織は彼女の命を狙い…。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
もしかして成龍が歌ってのはこっちかも?
どっちがどっちかわかんなくなった。
前作のエピソード0だが、圧倒的に本作の方が面白かった。
殺し屋タイガーの生い立ちから始まり、狂気に走る前の彼に注目できる。
また劉嘉玲が特に良くて、切なくて哀しくて強い女性を演じきっている。
影の主役と言えよう。
一方、關之琳は前作のような裏世界に浸りきった女ではなく
ダンサーとかやっている、まだ純情なところが残っている感じ。
しかしタイガーが勝手に家に入ってきてのあの行動の後に、普通は惚れたりしないと思うんだが。
そう感じるのは男だけなのだろうか?
陳惠敏も見事な刺青を披露してくれるし、映画全体の構成もしっかりしているので
こちは文句なくオススメできる。
前作とあわせて、車を爆発させるのが好きなシリーズだと言うのも付け加えておこう。