「素晴らしき哉、人生!」
原題:IT'S A WONDERFUL LIFE
1946年 米 130分
■監督:
フランク・キャプラ
■出演:
ジェームズ・スチュワート
ドナ・リード
ライオネル・バリモア
ヘンリー・トラヴァース
●あらすじ
主人公のジョージという男は、いつも何処かでツキに見放され、逆境にばかり立ち向かう運命にあった。
自分のミスではなく大金を失った彼は、全てに絶望して自殺を図る。
ところが12月の冷たい河に飛び降りようとしたとき、彼より先に一人の男が身を投げて救けてくれと叫んだ。
あわてて救けたジョージに、男は、自分は見習い天使だと告げるが……。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
クリスマスが舞台のため、12月になってクリスマスが近づいたら観ようと思って早数年。
今年の12月も観るかどうか不明だったため、このタイミングで観てみました。
まずビックリしたのはあらすじにあるような話になるまでが異様に長いこと。
ほぼクライマックスで、それまで延々と主人公の人生が語られる。
ただこの主人公の性格がかなり難アリなやつで、非常識と言ってもいいくらい。
この辺が共感出来なかったので、長く感じてしまった。
だがクライマックスで天使が登場してきてからは一気に面白くなる!
自分が存在しなかった世界の描写とか大層面白かった!
その後に続くラストのみんなの笑顔は大変素晴らしかった。
観ているこちらまで幸せな笑顔になれる最高のシーンだった。
これが観れただけでも良かったかな。
昔の映画には、現代の人が忘れた何かを発見することができる。
そんな楽しみもありますよ。