レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ハロウィン・チェーンソー・キラー ビギニング

2021年05月27日 23時52分51秒 | ホラー

「ハロウィン・チェーンソー・キラー ビギニング」
原題:HAYRIDE
2012年 米 93分
■監督:
 テロン・R・パーソンズ
■出演:
 リチャード・タイソン
 シェリ・エイキン
 ジェレミー・アイヴィ

●あらすじ
70~80年代の様々なホラー作品へのオマージュが散りばめられたスラッシャーホラー。
大学生のスティーブンは、恋人のアマンダと共にアラバマに帰省する。
毎年恒例のイベント「恐怖のヘイライド」が翌日に迫る中、村の近くで愉快殺人犯が脱走し…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
最初は面白いと思ったよ。これまた面白いB級映画に当たったなと。
だが尺が進んでいくに連れてどんどん不安になっていき、ラスト10分に至っては絶望的な気分になるくらいダメだった。
だけどまずは良いところからにしよう。
監督がホラー・ファンなんだっけ? だからかその辺のオマージュは良く解る。まあさりげないけどね。
まず本作の殺人鬼のビジュアルが「13日の金曜日 Part2」のジェイソンと言う辺りがマニアックだね。
夜に焚き火を囲みながら伝説の殺人鬼の話をする辺りも完全に「13金2」だしな。よっぼど好きなのかな?
さらにズタ袋ジェイソンが、ホッケーマスクの男を襲って倒すシーンなんて、あのジェイソンが一番好きなのかな?
他にも「ハロウィン」とか「悪魔のいけにえ」「ショッカー」等、細かいネタはいくらでも散りばめられているね。
音楽も80年代ホラー映画っぽくて非常に良かったねえ。だけどラストのアレは頂けなかったけど。
全体的な雰囲気は良かったんだけど、いかんせん監督の演出が絶望的なまでに下手。
ヒドすぎ。
さらにカメラワークもひどく、クライマックスのシーンなんてほとんどが台無しだ。
そして夜のシーンが多い割りには、画面が暗すぎ。
これはもっともやってはいけないこと。
「ハチェット」の時も思ったけど、素人ホラー・マニアに監督やらせちゃいかんね。
コメント
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