「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」
原題:THE LITTLE SHOP OF HORRORS
1960年 アメリカ 73分
■監督:
ロジャー・コーマン
■出演:
ジョナサン・ヘイズ
ジャッキー・ジョセフ
ジャック・ニコルソン
メル・ウェルズ
●あらすじ
低予算B級映画の帝王ロジャー・コーマン監督が、他の映画で使用したセットを流用して2日間で撮りあげたというホラーコメディ。
花屋で働く青年シーモアは、何をやっても失敗ばかりでクビの危機に陥ってしまう。
そんなある日、シーモアはこれまで見たことのない奇妙な植物を手に入れて大事に育てはじめるが、
その植物は人間の血肉を食べて成長する食人植物だった。
無名時代のジャック・ニコルソンが、サディストの歯科医のもとを訪れるマゾヒストの患者役を怪演。
(映画.comより)
★感想など
1986年のリメイク版は昔観たことがあって、リメイク版も面白い作品だったけど
このオリジナル版も楽しい作品だったね。
主演のシーモアはちょっと気弱でアホでドジな小男。
これをリメイク版ではリック・モラニスが演じていて最高にハマリ役だったのだけど、オリジナル版はイマイチかも。
その分食人植物のオードリーが愉快で、クライマックスはビックリするし面白かった。
これ当時はかなり新鮮かつ斬新だっただろうなあ。
リメイク版がこの辺どうだったかさっぱり覚えてないんだけど、機会があったら再見しようかな。
リメイク版の食人植物の名前はオードリーIIと名付けられている辺りも気に入ってるんだよね。
とにかく本作はロジャー・コーマンの代表作の一つと言っても過言ではない、B級的傑作であろう。