「クリッター3」
原題:CRITTERS 3
1991年 アメリカ 84分
■監督:
クリスティン・ピーターソン
■出演:
ドン・オッパー
エイミー・ブルックス
レオナルド・ディカプリオ
●あらすじ
片っ端から食い荒らし、増殖して暴れまくり、
バウンティ・ハンターたちをてこずらせる毛玉怪物 クリッターを描いたシリーズ第3弾。
密かに産みつけられたクリッターの卵が孵化し、町は再びクリッター・パニックに!!
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
シリーズ第3弾と言うよりも、今ではレオナルド・ディカプリオのデビュー作として有名かな。
当時16歳のレオ様は、まるで「スタンド・バイ・ミー」の登場人物のような初々しさ。
ここに主役のエイミー・ブルックスがハイティーンの少女役のため、本作は爽やかな青春物の一面も強いのが良い。
ただ前2作に比べて、本作は全体的に低予算な雰囲気が感じられる。
モンスターの数も少ないし、舞台となるのもヒロイン一家が住んでいるアパートに限定されている等。
冒頭に前2作の映像を流すのもいかにも低予算な続編っぽいしね。
だが低予算な事がマイナスになっておらず、むしろシリーズ中一番面白いと感じたくらい。
内容がシンプルなので、話の軸がブレないから観易くて良かった。
しかも前2作に比べギャグ要素を加味している点も、観易い所だと思う。
少年ディカプリオ目当てだとしても、観る価値は十分あると思うよ。
なお作品自体は「クリッター4」と同時に撮影されたらしい。
だからかラストに「to be continued…」と出てくるのも、いかにもって感じだね。
割とパート4も楽しみ。