「少林寺への道 ラマ僧の復讐」
原題:少林叛徒/REBEL OF SHAOLIN
1977年 台湾 92分
■監督:
江南(ゴン・ナン)
■出演:
黄家達(カーター・ワン)
上官靈鳳(シャンカン・リンフォン)
龍君兒(ロン・ジェンエール)
江南(ゴン・ナン)
龍飛(ロン・フェイ)
●あらすじ
少林寺映画の名作「少林寺への道」の続編。
今回はワイヤーアクション満載で、カンフー映画の醍醐味も楽しめる作品。
少林寺から、皇帝からの賜り物の香炉が盗まれ、館長や僧侶たちが次々と殺害された。
犯人と疑われた男は少林寺から逃亡し、その男には懸賞金がかけられたが…。
旧タイトルは「少林寺への道 4」
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
「少林寺への道 十八銅人の逆襲」が気になったので、ジャケットの写真が似ているこちらも鑑賞。
まず本作は「少林寺への道 十八銅人の逆襲」と違って、ストーリーがシンプルで大変観易かった。
これは比べると良いところ。
少林寺を舞台に謎の連続毒殺事件が発生し、主演の黄家達(カーター・ワン)が犯人と疑われてしまい
真犯人を探すと言ったストーリー。
上官靈鳳(シャンカン・リンフォン)も登場するが、格好が「少林寺への道 十八銅人の逆襲」と同じなのは軽くデジャヴる。
さらに皇帝の妹役の龍君兒(ロン・ジェンエール)の見た目が上官靈鳳と似てるから、一瞬どっちがどっちか分からなかった。
でも脚本がシンプルに作られているから観ていて混乱する事もなく、全体的に功夫シーンも多く
さらに各功夫シーンのバリエーションが豊富なため、飽きることがない。
小さくまとまっている印象はあるが、総じて良い功夫映画だった。
ただ真の主役とも言える”十八銅人”が全く出てこないけどね!