レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ

2023年11月14日 18時33分23秒 | ドラマ

劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ
2023年 日本 101分
■監督:
 大谷健太郎
■出演:
 松村沙友理
 中村里帆
 MOMO(@onefive)
 KANO(@onefive)
 SOYO(@onefive)
 GUMI(@onefive)
 和田美羽
 伊礼姫奈
 片田陽依
 あかせあかり
 ジャンボたかお(レインボー)
 豊田裕大

●あらすじ
何者でもなかったフリーターが、伝説的ファンになった──。
その“推し”との出会いは3年前の七夕まつり。
岡山のローカル地下アイドルChamJamの舞菜に人生初!のトキメキを感じてしまったえりぴよは、
舞菜ひとすじの人生を送っている。
パン屋で働き、その収入のほぼすべてを推しに注ぎ、自らの服装は高校時代の赤いジャージのみという徹底ぶり!
舞菜を推し続けること4年目に突入したある日、ChamJamに東京進出の話が浮上し、ますます応援に磨きがかかる。
一方で、チャンスが訪れながらも、人気が伸び悩み葛藤する舞菜。
果たして彼女たちは武道館に行くことができるのかー。
(公式「劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ」より)

★感想など
いやあ、最高に楽しかった!
まずこの劇場版が、まんまドラマ版の延長だった事が、何よりも嬉しい。
「あぶない刑事」とかがそうだったんだけど、TVドラマが劇場版になると、何故か音楽が全て別物になる。
ドラマ版で使用していた曲が一切登場しなくなるので、全体の雰囲気が全然違うものに変わる。
このドラマの音楽好きだから、そこは変わっていなくて、実に良かった。
あと映画にすると、何故か「感動」とか泣きの要素を入れてきがち。たとえ元がコテコテのコメディだとしても。
実際本作でも泣きの要素は入っているけど、別にそこがウリとしている訳ではないので、素直に感動できる。
この映画版は、ドラマ版で描かれたいくつかの気になる要素を、可能な限り全て回収した超解決版って感じ。
これが実に痛快で楽しかったし、嬉しかった。しかもそれがさりげなく解決してくのが、また素晴らしい。
あとこれは意識しているのか、全キャラクターに均等にスポットが当たるような作りになっていた。
まあ折角映画にするからと言う、スタッフ側の優しさかも知れない。
そこには満足しているのだが、気のせいかくまささんの出番が少なく感じたのは、きっと彼がドラマ版の中心に居たからであろう。
キャラで一番良い活躍をしたなと思ったのは、えりぴよの同僚・美結(あかせあかり)
えりぴよに対して鋭いツッコミを入れたり、舞菜への優しさとか、正にナイスアシストって感じだった。
あとちょっとビックリしたのは、舞菜役の伊礼姫奈と、玲奈役の片田陽依。
この二人がドラマ版より、全然可愛くなってると思った。
二人ともまだ十代なんだっけ?
であればちょっと見ない間に、大きく可愛くなる年頃か。
特に片田陽依は、他の作品も観たくなるような魅力があった。ちょっと注目しておこうかな。
まあ総じて、TVドラマから始まってこの劇場版で全てが完結している!
大変満足したので、是非武道館を目指すシーズン2を作って頂きたい!
ラストは東京武道館でのライブで良いからさ(笑)
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悪魔が呼んでいる

2023年11月14日 18時32分51秒 | サスペンス

「悪魔が呼んでいる」
1970年 日本 76分
■監督:
 山本迪夫
■出演:
 酒井和歌子
 新克利
 今井健二
 藤木孝
 田村奈己
 野村昭子
 下条アトム
 大滝秀治

●あらすじ
自分の意志・行動にかかわりなく、黒い影がつきまとう不安から生じるスリルとサスペンス。
江原ユリはある日突然、訳もなく会社を解雇された。
恋人からは理由なく絶交を言い渡され、管理人からはアパートを出るよう言われてしまう。
しかし災難はこれで終わりではなかった。
ユリを襲う不可解な出来事の実体とは?
(WEBザテレビジョンより)

★感想など
何故か急に周りの全ての人間が自分に敵対してきて、不幸な事ばかりが起きる不条理サスペンス。
それを当時は清純派アイドルとして人気があった酒井和歌子が主演。
そういった要素も含めて、全体的な雰囲気が何だか1970年代の少女漫画風だなあと思っていたら
監督の山本迪夫と言う人は、「幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形」などの”血を吸うシリーズ”を作った人。
その”血を吸うシリーズ”も1970年代の少女漫画風だなと感じていたので、きっとそういった雰囲気の映画作りが上手いのだろう。
本作も最初はヒロインがとことん不幸になっていくサスペンス展開だが、途中から話がミステリー風に変わっていき
最後は、別の意味で驚愕する終わり方をする。
まあこういった終わり方も、1970年制作ならアリかなと思いつつも、納得はいかない人多数でしょうが。
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