「シン・仮面ライダー」
2023年 日本 121分
■監督:
庵野秀明
■出演:
池松壮亮
浜辺美波
柄本佑
西野七瀬
塚本晋也
手塚とおる
松尾スズキ
森山未來
本郷奏多
仲村トオル
市川実日子
竹野内豊
斎藤工
長澤まさみ
●あらすじ
望まぬ力を背負わされ、人でなくなった男。
与えられた幸福論に、疑問を抱いた女。
SHOCKERの手によって高い殺傷能力を持つオーグメントと化した本郷猛(池松壮亮)は、
組織から生まれるも反旗を翻した緑川ルリ子(浜辺美波)の導きで脱走。
迫りくる刺客たちとの壮絶な戦いに巻き込まれていく。
正義とは?悪とは?暴力の応酬に、終わりは来るのか。
力を得てもなお、“人”であろうとする本郷。
自由を得て、“心”を取り戻したルリ子。
運命を狂わされたふたりが選ぶ道は。
(Amazon Prime Videoより)
★感想など
「シン・ウルトラマン」があまりにもつまらなかったから、本作には全く興味がなかった。
だが乃木坂に興味が出た後に、本作に西野七瀬が出ている事を知った時、観てみようとスイッチが入った。
まあ感想を言うと、役者の演技とか脚本のベースとかが「シン・ウルトラマン」と同じに感じた。
それは出ている役者たちの無表情一本且つ、説明しかしない台詞。
明るさ皆無な上に、何故か残酷描写を強化してPG12扱いになる始末。
まず浜辺美波。終始無表情。同じセリフを10回くらいは言っていてサムイ。役者の可愛さが全く出ていない。
次に池松壮亮。仮面ライダーなのに常になよなよキャラ。一人称はボク。頼りがいなし。
西野七瀬。西野七瀬ってあの声とか喋り方がいつも変わらないので、何の役を演じていても西野七瀬としか思えない。
それって織田裕二とかもそう言われているけど、その領域までいけるのかな。正直彼女の演技に飽きてきた。
竹野内豊に斎藤工。まんま今までと同じ演技。制作側の狙いだろうが別に面白くない。
変身した後の仮面ライダー。長い後ろ髪がヘルメットから出ているのが凄く嫌だ。
とまあ良いところが少ないように感じるだろうが、少なくとも「シン・ウルトラマン」よりは面白いと思えたのは
この映画最初から最後まで、ずっと仮面ライダーと怪人が戦ってるだけなんだよ。
だからアクションだけ続くので、つまらないドラマがメインだった「シン・ウルトラマン」よりかは面白いと感じただけかも。
しかし「仮面ライダー」を映画化しているのに、暴力・残酷描写満載。格好良いヒーロー像を描かない。
それなのにCG満載で仮面ライダーと怪人との戦いしかない内容。
PG12にしている時点で子供たちと言う客層を切り捨てているくせに、この映画一体どの層に向けて作ったのか
はなはだ不明で
どういったマーケティングをして作ったのか気になるよ!