レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

『銀河英雄伝説』第100話「皇妃ばんざい!」

2025年03月12日 22時54分31秒 | 銀河英雄伝説

『銀河英雄伝説』第100話「皇妃ばんざい!」
1996年 日本 25分
■声の出演:
《銀河帝国》
 ラインハルト・フォン・ローエングラム(堀川 亮)
 ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ(勝生真沙子)
 グリューネワルト伯爵夫人アンネローゼ(潘 恵子)
 ウォルフガング・ミッターマイヤー(森 功至)
 パウル・フォン・オーベルシュタイン(塩沢兼人)
 フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト(野田圭一)
 ナイトハルト・ミュラー(水島裕)
 フランツ・フォン・マリーンドルフ(中村正)

 ナレーター
 屋良有作

●あらすじ
新帝国暦3年の新年を祝う祝賀会の席上、ラインハルトはヒルダとの婚約と彼女の懐妊を発表した。
二人の結婚式に参列するため、フェザーンまでの長い旅をしたアンネローゼ。
キルヒアイスの死後、3年を経てようやく再会した姉弟であった。
アンネローゼは、久しぶりに会ったヒルダにラインハルトを託す。
1月29日、粉雪の舞い散る中、結婚式が盛大に執り行われた。
しかしその最中、惑星ハイネセンにおいて反国家的暴動が発生したとの報が入る。
(銀河英雄伝説 公式より)

★感想など
今回の話は、ほぼ二人の結婚式関連のエピソードで一本になっていた。
特筆すべきはヒルダで、結婚式でオーベルシュタインが空気を読まずにラインハルトに状況報告した際の
ヒルダがあえてラインハルトに意見を言わなかった辺りのくだり。
台詞はないが、表情で演じきったあのシーンはとても良かった。
ヒルダの聡明さを感じさせる見事なシーンだったなと思ったと同時に
現実でここまで出来る人って中々いないよなと、冷めた考えも抱いてしまった。
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女必殺五段拳

2025年03月12日 22時54分04秒 | 功夫/空手/武侠片

「女必殺五段拳」
1976年 日本 77分
■監督:
 小沢茂弘
■出演:
 志穂美悦子
 渡瀬恒彦
 ミッチーラブ
 鈴木正文

●あらすじ
志穂美悦子が未曾有の極技“必殺五段拳”を披露するアクション。
男よりも武道に熱を上げる京都の西陣織物問屋のひとり娘・中川菊。
国際地下組織の麻薬取引に巻き込まれた愛弟子を救うため、
彼女は組織のボスが相談役を務める京都撮影所に潜入する。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
久しぶりの志穂美悦子主演のカラテ映画だが、過去の「女必殺拳」シリーズとかと比べるとイマイチだった。
何と言うか全体的にまとまりが無く、色々な要素をちょっとずつ持ってきて一本にしようとしているけど
上手く融合していないみたいな感じ。
初期の「女必殺拳」にあったような、どぎついカラテ要素もすっかり影を潜め、
普通のアクション映画にカラテ要素を足したような作りになってしまっていた。
でもこれは東映の作りがそう変わっていったのかもしれない。
恐らく最初は香港の功夫映画があたっているから同じようなのを作れと言われたのだろう。
きっと当時の香港映画を研究しながら「女必殺拳」とか、千葉真一の「激突!殺人拳」などを作ったのであろう。
これらの作品は、とにかくいかがわしさが満点で、レレレ的には最高点を叩き出すくらいのポテンシャルを持った
最高のモンド映画になったのだが、カラテ映画も途中から「けんか空手 極真挙」とか
「少林寺拳法」などの、実在の人物でカラテ映画を作るようになってから、変わっていったのかな。
いわゆる初期は、まずカラテによるアクションシーンがあって、そこにドラマ部分を付け足していた。
一方中期からは、実在の人物を描いているのもあって、まずドラマ部分を作って、そこにカラテアクションを足したと。
何かそういったような変化を感じる。初期から順に観ていくと。
まあそういったカラテ映画の中でも、どちらの方が好みかは人それぞれだと思うので
そういった点を観る前に考慮してから、観始めるのも悪くないかも。
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