レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

処刑!血のしたたり

2022年08月10日 08時58分45秒 | ホラー

「処刑!血のしたたり」
原題:INTRUDER
1988年 アメリカ 87分
■監督:
 スコット・スピーゲル
■出演:
 エリザベス・コックス
 レネ・エステヴェス
 ダニー・ヒックス
 サム・ライミ
 ブルース・キャンベル
 テッド・ライミ

●あらすじ
『死霊のはらわたII』の脚本家、スコット・スピーゲルの初監督作。
深夜に残業中のスーパーの店員たちが、謎の殺人鬼に次々と惨殺されていく様をタイトル通りの血まみれで描いたスプラッターホラー。
サム・ライミやブルース・キャンベルが出演。
赤字続きの大型スーパーマーケット。
そこに勤めているジェニファーは、別れた元恋人から付きまとわれ困り果てていた。
今日もスーパーへとやってきて、彼女に強く復縁を迫ってきた。
オーナーと従業員たちが彼を取り押さえて何とか事態は収まったものの、その日の深夜、惨劇が起こった。
残業中の従業員が一人、また一人と常軌を逸した残虐な手口で殺されていく…。
果たして殺人鬼の正体は!?
(Amazonより)

★感想など
「死霊のはらわた」のサム・ライミとその兄弟であるテッド・ライミ。
さらにブルース・キャンベルまで出演しているので、まるで「はらわた」の同窓会と言われている作品。
あと名前を見てもしやと思っていたのが、レネ・エステヴェス。エステヴェスと言えばエミリオ・エステヴェス。
そうチャーリー・シーンの兄貴だが、やっぱりこの兄弟の妹だったみたいだね。
兄弟が有名人で本人も中々可愛いのに、その後有名になっていないのはどうしてなんだろう?
でも出演作の中では「レディ・ジェイソン/地獄のキャンプ」と「MOON44」は観てるな。
まあそんな感じで、「死霊のはらわた」を一緒に作った仲間たちでわいわい撮りましたという手作り感溢れる作品。
若者たちの映画らしく、カメラワークにやたら凝っているのは「死霊のはらわた」のステディカムからの派生かな?
音楽もやたら仰々しくてちょっと笑ってしまうが、気になるのは「男たちの挽歌」で劇中使われていた音楽に似た音楽が出てくるんだよね。
それ以外にも冒頭で何かの香港映画で聞いたことがあるような音楽があったし。
これは本作の音楽担当が香港映画好きで、気に入った音楽を真似て作ったのかな?
とまあマニアックな作りの映画なせいか、観ているこちらもマニアックになりがちだが
脚本と演出が上手じゃないので、全く面白くないのが難点だ。

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