「テキサスSWAT」
原題:LONE WOLF McQUADE
1983年 アメリカ 107分
■監督:
スティーヴ・カーヴァー
■出演:
チャック・ノリス
デヴィッド・キャラダイン
バーバラ・カレラ
レオン・アイザック・ケネディ
●あらすじ
元海兵隊のテキサスレンジャー、マッケードはすご腕だが単独行動を好み、
上司はメキシコ系の同僚ケイヨを彼の相棒にする。
マッケードには元妻との間に娘サリーがいたが、ローラという美女と知り合うことに。
ある日、陸軍の兵器を運んでいた車両が武装集団に襲われ、それを目撃したサリーも大けがを負わされる。
一味の黒幕はローラの仲間ウィルクスで、彼はサリーを誘拐。
マッケードは怒りを爆発させ、敵の本拠地に乗り込むが……。
(WOWOWより)
★感想など
久々にチャック・ノリスの主演作を観たけど、B級アクションとして中々の傑作だった。
まず全体的にアクションが多めなのが良い。
とりあえず暴れておけみたいな作りが、非常に好感が持てる。
ギラギラとした暑さのテキサスを舞台にして、むくつけき男たちがひたすら暴れる映画は、
暑苦しい事このうえないくらい、痛快だ。
そして相手役がデヴィッド・キャラダインと言うのも、また良い。
本作のデヴィッド・キャラダインは、なんか若いし、きちんとカラテ・アクションをやっているのに驚いた。
デヴィッド・キャラダインがカラテ・アクションやってるのを初めて観たけど、ちゃんとできるんだね!
脚も上がって、アメリカ映画特有のあの内からくるっと回転させて相手の顎を蹴る、回し蹴りを披露してくれる。
まあデヴィッド・キャラダインとチャック・ノリスの共通点と言うと、ブルース・リーなのだが
その二人が共演している映画って、なんかイイネ。
個人的にはチャック・ノリスの一番の傑作と言える「地獄のコマンド」に次ぐ面白さと思っているが
脚本はかなり適当な出来栄えだし、肝心のカラテ・アクションも同じ動きを何度もやらせるので
見ていて又かと思わせるくらいレベルが低いが
制作陣にノリスの弟であるアーロン・ノリスの名前を見付けたので、後に繋がる作品だったなと思ってほっこりした。
まあとにかくチャック・ノリスかブルース・リーのファンなら、多分必見と言うことで。
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