レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ツールボックス・マーダー

2011年05月11日 23時53分41秒 | ホラー

「ツールボックス・マーダー」
原題:TOOLBOX MURDERS
2003年 米 92分
■監督:
 トビー・フーパー
■出演:
 アンジェラ・ベティス
 ジュリエット・ランドー
 ブレント・ローム
 クリス・ドイル
 シェリ・ムーン・ゾンビ 

●あらすじ
巨大ペンチに電動ドリル、釘打ち銃など、大工道具を凶器に見立て、大虐殺の恐怖を描く正統派ホラー。
あるアパートに引越して来た若夫婦は、その日から異様な雰囲気を感じ始めていた…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
トビー・フーパー監督作なので観たが、まあそこそこの出来だったかな。
犯人の正体とかは、そりゃ無いだろ的な所もあるし
本作のウリである、大工道具を使った殺人にしても、大した工夫は見られなかった。
トビー・フーパーと言う名前に、ある種の思いを持っていない人には向かないかも。
所で本作は1978年に作られた映画のリメイクらしい。
オリジナルとは大工道具を使う意外、全くの別物らしいが、オリジナルも観たいなあ。
それと、続編も作られたらしいが、それはいつDVDになるんでしょうね。
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3時10分、決断のとき

2011年05月09日 23時22分42秒 | 西部劇

「3時10分、決断のとき」
原題:3:10 TO YUMA
2007年 米 122分
■監督:
 ジェームズ・マンゴールド
■出演:
 ラッセル・クロウ
 クリスチャン・ベイル
 ローガン・ラーマン
 ベン・フォスター
 ピーター・フォンダ

●あらすじ
ラッセル・クロウとクリスチャン・ベイルの競演で贈る西部劇ドラマ。
オリジナルはエルモア・レナード原作の1957年作品「決断の3時10分」。
逮捕された強盗団のボスと、報酬目当てに彼の護送を請負った借金苦の男が道中で繰り広げる
複雑な心の交流を骨太のドラマと迫力のアクションで描き出す。
監督は「17歳のカルテ」のジェームズ・マンゴールド。
アリゾナで小さな牧場を営むダン・エヴァンスは、
干ばつ続きで借金がかさみ、家族を養うことに汲々としていた。
そんなある日、ダンは町で強盗団のボス、ベン・ウェイド逮捕の現場に居合わせる。
ウェイドを裁判所行きの列車まで護送することになり、
ダンは報酬目当てにその危険な任務を買って出るのだが…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
最低なリメイクだね、これ!
オリジナルの良さを、まるで分かっていない最低の脚本。
そう言えばオリジナルは、邦題が原題よりも優れている珍しい作品。
オリジナルのテーマは、「決断の3時10分」と言う邦題に見事に現れていると言えるが
リメイク版の方は、邦題の意味が全く分かっていないようだ。
オリジナルでは悪党と言うより、魅力的な”男”であったベン・ウェイドは
こちらでは単なる殺人鬼でしかない。
立派な大親分であったオリジナル。単なるチンピラのリメイクと言った所。
一方、ダンの方も立派な父親であろうとしたオリジナルに比べると
どうも自分探しの旅に出た、駄目オヤジにしか映らない。
脚本もオリジナルを踏襲しつつ、やらなくて良い改悪ばかりしている。
例えば、ダンの家で夕食を食べている時、去る時のベンとか。
ベンを悪党一辺倒に描いておきながら、たったの一言で改心するラストも支離滅裂で理解不能。
爽快感に満ち溢れていたラスト・シーンも、わざわざこんな改変する必要があるのだろうかと言う気もする。
銃撃戦とかは流石にオリジナルより何倍も派手だが、銃撃戦の作りが下手に見えた。
まるでマカロニ・ウエスタンの上っ面だけ真似ているかのようだ。
観ていく内にどんどん面白くなっていったオリジナル。
観ていく内にどんどんげんなりしていったリメイクと言った所。
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決断の3時10分

2011年05月09日 23時22分06秒 | 西部劇

「決断の3時10分」
原題:3:10 TO YUMA
1957年 米 92分
■監督:
 デルマー・デイヴィス
■出演:
 グレン・フォード
 ヴァン・ヘフリン
 フェリシア・ファー
 レオラ・ダナ
 ヘンリー・ジョーンズ

●あらすじ
アリゾナのしがない牧場主のダンは、強盗一味が駅馬車を襲撃する様子を目の当たりにするが、
相手が悪名高いベンの一味であるだけに、彼らが悠然とその場を立ち去るのをなす術もなく見守るはめに。
しかし、その後ベンは町の酒場にいるところを保安官に逮捕され、
その手下たちがボスを奪還しようと虎視眈々、機会を窺うなか、
干ばつに苦しんでいたダンは金欲しさのため、
ベンの護送役という命がけの危険な仕事を引き受けるのだが…。
(WOWOWより)

★感想など
オリジナルVSリメイク・シリーズ。
このオリジナル作は、大変面白かった。
心理劇の傑作と言っていい、秀逸な内容であった。
基本は二人の男による心理劇なのだが、どちらのキャラクター、及び演じる役者の魅力は凄まじいものがある。
まずは強盗団のボスである、ベン・ウェイド。
立場的には悪なんだろうが、通り一遍の悪役ではなく、一言で言うとかなりのダンディぶりである。
女性を虜にする魅力を持ち、無駄に威張る事もなく、態度は常に余裕に満ちている。
捕まる時も、護送されている時も常に余裕に満ちており、その状況を楽しんでいるかのように映る。
これは演じたグレン・フォードの魅力による所、大であろうか。
顔も表情もジョン・トラボルタに似ていたので、リメイク版では是非トラボルタに演じて欲しかった。
一方、もう一人の主役であるダンは、徹底的に小市民である。
貧しいながらも毎日頑張って生きているが、当然生活は苦しく、心が揺らぐ事もしばしば。
そういった心の隙間を付こうと、ベン・ウェイドが心理戦を仕掛けるのだが
その問いかけにも素直に応じてしまったりして、人の心の弱さも存分に見せてくれるし
心の迷いも、演じるヴァン・ヘフリンが実に上手に演じて見せてくれた。
彼も実に凄い役者だと感じる。
最初見た時、正直怪物みたいな顔だと思って済まなかった!
この映画も最初観ていた時はストーリーがいまいち掴めず、どうなんだろうと思っていたけど
二人がホテルにこもってからは抜群に面白くなってきた。
脚本の出来が物凄く素晴らしく、最後に追いかけてきた妻に語るダンの心のこもった台詞と表情は感動ものだし
ラストの二人のやり取りは洒落ていて小粋な上に、奇跡とも言える雨が降って終わるエンディングは素晴らしい。
久々に爽快なラスト・シーンを見せてもらった感じ。
西部劇ではあるが、良質なドラマが観たい人には絶対のオススメである!
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太陽戦隊サンバルカン(劇場版)

2011年05月08日 23時42分00秒 | 特撮

「太陽戦隊サンバルカン(劇場版)」
1981年 日本 28分
■監督:
 東条昭平
■出演:
 五代高之
 杉欣也
 小林朝夫
 根本由美
 岸田森
 曽我町子
 賀川雪絵

●あらすじ
機械帝国ブラックマグマから世界を守るため結成された
地球平和守備隊の特殊部隊・サンバルカンの活躍を描いた人気テレビシリーズの劇場オリジナル版。
ブラックマグマのヘルサターン総統が、サンバルカン分断作戦を発動させた。
攻撃の指揮をとることになったアマゾンキラーは、
誘拐した子供たちを餌にバルイーグルひとりを浜名湖へとおびき出すことに成功。
サンバルカンのそろわない東京に、ブラックマグマの魔の手が伸びる。
(映画.comより)

★感想など
懐かしいなあ、サンバルカン。
そう思って観てみたんだが、これが大爆笑!
全編突っ込み所しかない、正に最高のレレレ状態!
昭和の特撮最高!
子供の頃は夢中になって観てたけど、今観ても夢中になれる別の要素があるなあ。
岸田森とか出てるし。
別にTVシリーズを全話観ようとかは思わないけど、何かの拍子にたまには観てもいいなあ。
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ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー

2011年05月08日 23時41分08秒 | 特撮

「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」
1978年 日本 25分
■監督:
 田口勝彦
■出演:
 潮健児
 天本英世
 安藤三男
 金田治
 田中浩
 宮内洋
 小牧りさ
 石橋雅史
 ミッチーラブ

●あらすじ
『ジャッカー電撃隊』の劇場版オリジナル。
ジャッカーとペギー松山を始めとするゴレンジャーチームが夢の共演を果たす。
クライム壊滅後、突如として襲来したUFO軍団。
それはアイアン・クロー率いる悪の軍団の先兵だった。
ジャッカー電撃隊はゴレンジャーとともに、世界中の都市を水爆で攻撃しようと企む新たな敵に挑む……。
(allcinemaより)

★感想など
戦隊物のVSシリーズ自体は知っていたが、まさかゴレンジャーの頃からあるとは知らなかった。
ジャッカー電撃隊の劇場版と言うことなんだろうが、そこにゴレンジャーを絡めた内容。
さらに、仮面ライダーV3・アマゾン・キカイダー01まで登場するとは。
当時の邦画はこういう所がいいなあ。
世界観とか違うけど、同じ東映で作ってるんだからいいだろ? 的な。
今じゃ、権利がどうとか言って絶対に実現しないよね。
敵役の人たちは、もしかしてキカイダーとかに登場した敵役なんだろうか?
その辺知らないんで分からないけど、もし敵の四天王がキカイダーや仮面ライダーに登場していたままだったら
これ以上ない夢の企画だね。
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