レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

聖バレンタインの虐殺/マシンガン・シティ

2012年12月26日 00時41分23秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「聖バレンタインの虐殺/マシンガン・シティ」
原題:THE ST.VALENTINE'S DAY MASSACRE
1967年 米 100分
■監督:
 ロジャー・コーマン
■出演:
 ジェイソン・ロバーズ
 ジョージ・シーガル
 ラルフ・ミーカー
 ジーン・ヘイル
 ブルース・ダーン
 ジョン・エイガー

●あらすじ
ギャングの街として知られた1920年代のシカゴ。
アル・カポネとバグス・モランは血生臭い抗争に明け暮れ、過去9年間に600名余のギャングが命を落としていた。
ある日、モランの部下ピートがカポネの部下の1人を襲撃したことから、両陣営の対立はいよいよ激しくなる。
(ムービー・プラスより)

★感想など
ロジャー・コーマンの珍しいメジャー作品。
割とゆったりとした展開ながら、アクション・シーンも派手で良い意味のB級って感じ。
流石コーマン先生といった感じで、B級として手堅い作り。
いつものコーマンらしさはないが、普通のB級映画好きなら満足できよう。
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日本の黒幕(フィクサー)

2012年12月26日 00時40分56秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「日本の黒幕(フィクサー)」
1979年 日本 131分
■監督:
 降旗康男
■出演:
 佐分利信
 金田竜之介
 田村正和
 松尾嘉代
 江波杏子
 梅宮辰夫
 田中邦衛
 有島一郎
 中尾彬
 寺田農
 尾藤イサオ
 成田三樹夫
 小林稔侍

●あらすじ
一国の総理を決めることも、消すことも可能な男-フィクサー(黒幕)とはいったい何か?
その恐るべき存在と実態、そしてこれを支える組織の異様さに、初めてメスを入れる問題の野心大作。
航空機売り込みに絡む不正事件で、外為法違反、脱税容疑で追求を受ける総理と、
それを作り上げたフィクサーとを軸に、政治を動かす人間の狂気と、それに押しつぶされていく人間群像を描く。
(東映チャンネルより)

★感想など
佐分利信主演の東映映画をいくつか観たが、どうにもしっくりこないなあ。
ドン的な描写がしたかったんだろうが、声がこもってるしイマイチな感じ。
これなら丹波哲郎の方がいいなあ。
本作の佐分利信は、全体的に凄くホモっぽい。
そこにフェロモンむんむんの松尾嘉代が絡んでくると、音楽が鏑木創なのもあって
まるで江戸川乱歩の美女シリーズのようだ!
松尾嘉代って結構知られた女優だと思うんだが、本作ではおっぱい出しちゃってるけどいいのかね?
とまあ従来の東映やくざ映画を期待すると裏切られるかも知れないが、興味のある人はどうぞ。
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拳銃のバラード

2012年12月23日 00時22分34秒 | 西部劇

「拳銃のバラード」
原題:BALLATA PER UN PISTOLERO
1967年 伊 95分
■監督:
 アルフィオ・カルタビアーノ
■出演:
 アントニー・ギドラ
 アンジェロ・インファンティ
 アル・ノートン
 アントニー・フリーマン
 モニカ・トイバー

●あらすじ
当時新人のA・カルタビアーノ監督が、ユーゴスラヴィア出身のA・ギドラを主演に撮り上げたマカロニ・ウエスタン。
悪漢エル・ベドジャに牛耳られた西部の町マリンタンにやってきたクッド。
ベドジャに父親を殺され、自らも濡れ衣を着せられた過去を持つ彼は、その恨みを晴らさんとしていた。
やがてクッドは同じくベドジャの命を狙うガンマン、ニグロスと知り合い、協力関係を結ぶのだった。
(ぴあ映画生活より)

★感想など
マカロニも、初期の頃のやつは面白いんだなあと再確認した作品だった。
アクション・シーンの一つ一つが結構凝っていて、観客を楽しませようとの心意気を感じる。
イタリアでマカロニがブームになった後は、とりあえずマカロニなら何でもいい的になっちゃったから
後期の作品は箸にも棒にも掛からないような作品があるんだろうな。
アクションだけでなく、ストーリー面でもひねりを入れてきているので割と飽きない。
掘り出し物の一品と言ったところでしょう。
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バファロー大隊

2012年12月23日 00時22分19秒 | 西部劇

「バファロー大隊」
原題:SERGEANT RUTLEDGE
1960年 米 111分
■監督:
 ジョン・フォード
■出演:
 ジェフリー・ハンター
 コンスタンス・タワーズ
 ウディ・ストロード
 ビリー・バーク
 カールトン・ヤング

●あらすじ
砦で将校と若き乙女が無残に殺され、死体の近くにいた騎兵隊の黒人曹長ラトレッジが問答無用で逮捕された。
白人の若き中尉カントレルは、馬車を飛ばして陸軍南西地区本部に駆けつける。
騎兵隊でともに戦ってきた友、ラトレッジの弁護人として軍法会議で闘うためだ。
差別による逆風のなかで、友は死刑に処せられようとしていた。
無罪を固く信じるカントレルは、ラトレッジの命を救おうとするが…。
(ザ・シネマより)

★感想など
ジョン・フォードによる、異色テーマの西部劇。
中々当時では描き辛いテーマだと思うが、そこを描けたのはジョン・フォードだからなのか。
法廷ミステリーとしても中々面白く、ジョン・フォードらしさもきちんとあるのが、らしいっちゃらしい。
西部劇と言うのを抜きにしても、以外と面白い作品なので割りとオススメかも。
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極東黒社会

2012年12月20日 21時30分09秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「極東黒社会 DRUG CONNECTION」
1993年 日本 110分
■監督:
 馬場昭格
■出演:
 役所広司
 ショー・コスギ
 近藤真彦
 ジェシカ・ランスロット
 北原佐和子
 中条きよし
 王羽(ジミー・ウォング)

●あらすじ
イタリアの組織を巻き込み、新宿歌舞伎町の裏世界を牛耳る香港マフィア。
彼らに仲間を次々と殺された麻薬密輸業者が、奇妙な友情で結ばれたニューヨーク市警の覆面捜査官とともに
危険な戦いを挑むハード・アクション。
東洋一の歓楽街・新宿では、歌舞伎町を中心に、日本のやくざ共栄会、台湾の七友幇、
そして香港の三和会が抗争を始めていた。
特に三和会の洪は、日本進出を図るイタリアのマフィアと手を結び、
同じ東南アジア系マフィアである七友幇の一掃を目指し、ヒットマンを使って激しい殺戮を展開した。
相棒の江口とともにフリーの腕利きスマグラー(麻薬密売人)として活動していた加納亮介は、
その三和会から協力を求められるが、組織に縛られることを好まない加納はそれを断る。
(東映チャンネルより)

★感想など
これ前から観たかったんだよねえ。
勿論ジミーさん目的で!
内容としては、ドラッグとセックスがてんこ盛りであった。
それでいてラストのバトル・シーンは「男たちの挽歌」風。
振り返ると邦画と言うより、ノワール物の香港映画を観ているような感覚だった。
ショー・コスギもやたら体が動いてたし、レレレ好きなら文句なくオススメ!
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