レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

ならず者たち

2013年03月18日 23時47分17秒 | 西部劇

「ならず者たち」
原題:THE DESPERADOS
1969年 米 91分
■監督:
 ヘンリー・レヴィン
■出演:
 ヴィンセント・エドワーズ
 ジャック・パランス
 ジョージ・マハリス
 ネヴィル・ブランド

●あらすじ
南北戦争時代、南軍民兵のガルト一家は西部を荒し回っていた。
ある時、長男デイヴィッドは弟と小競り合いを起こす。
一家のやり方に反感を覚えたデイヴィッドは家族の元を離れる。
時は流れ南北戦争は終結、今や一家はお尋ね者となっていたが、
一方のデイヴィッドは家庭を築いて地道な生活を営んでいた。
ある時、実家の家族の姿を見かけたデイヴィッドは、保安官に通報。
そのことによって逆に家族に居場所を知られてしまう…。
(ザ・シネマより)

★感想など
ハリウッド・ウエスタンなのに、内容がマカロニっぽいなと思っていたら
製作年度がマカロニのブーム後なのね。
マカロニと似たようなことをやっていても、流石ハリウッドと言えるのは
背景となる風景が瑞々しいこと。大自然って感じ。
ここはマカロニがどうやっても叶わない所。
主人公のデイヴィッドは深い事を何も考えていない只の馬鹿で
後先を全く考慮できない辺りには、全く共感出来ない。
一方悪のボスである父親は狂っている感じが中々良い。
衝撃的なラストも含め、アクション西部劇のファンなら観て損は無いと言えよう。
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真夜中のヘッドハンター 殺人の報酬

2013年03月16日 23時53分56秒 | アクション

「真夜中のヘッドハンター 殺人の報酬」
原題:獵頭/THE HEAD HUNTER
1982年 香港 90分
■監督:
 劉成漢(リョウ・チン・ハン)
■出演:
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 關之琳(ロザムンド・クワン)
 陳欣健(フィリップ・チャン)

●あらすじ
アジアの名スター・名監督たちの隠れた名作をリリースする「亜細亜明星(アジアンスター)レーベル」第1弾作品。
『グリーン・デスティニー』のC・ユンファ主演のハードボイルド。
ベトナム帰りのアディは雇われスナイパーとなり理由なき殺人を繰り返す…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「獣たちの熱い夜 ~ある帰還兵の記録~」に続き、再びユンファのベトナム帰りの兵士な設定。
こちらは打って変わって殺し屋になっており、クールな演技に徹している。
話自体も面白くなく、各キャラクターも生き生きしていないので、映画自体が面白く感じない。
本作の売りとなれるのは、デビュー間もない關之琳の初々しいところくらいだろう。
彼女は本当に美人と可愛さのバランスが微妙な素敵な女優さんだと思うのだが
昔からどうも俺的にはあわないんだよねえ。
まあ關之琳のファンの人なら、是非ご鑑賞を。
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獣たちの熱い夜 ~ある帰還兵の記録~

2013年03月16日 23時53分31秒 | ドラマ

「獣たちの熱い夜 ~ある帰還兵の記録~」
原題:胡越的故事/STORY OF WOO VIET
1981年 香港 98分
■監督:
 許鞍華(アン・ホイ)
■出演:
 周潤發(チョウ・ユンファ)
 繆騫人(コラ・ミャオ)
 鍾楚紅(チェリー・チェン)
 羅烈(ロー・リエ)

●あらすじ
ヴェトナムから難民となって香港についたウー・ユーは、収容所の間諜がらみのいざこざから殺されそうになる。
脱走した彼は、ペンパルのラップ・クワンを頼り、偽造旅券で国外へ出る。
同じ機で出国したサム・チンがフィリピンで売られてしまったのを追って、彼は暗黒街に身を投じて行く……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
ユンファの演技が認められた作品であり、ユンファ自身も87年当時
自身の気に入った作品ベスト4の中に入れていた程の作品。
これでユンファの自己ベスト4は全て観たことになるが、これは俺的評価では一番下だなあ。
ストーリーが散漫だし、何より話が暗いよね。
まあこの頃からユンファとチェリー・チェンが競演していたのにはびっくりだが。
そう考えると、この二人は安定したコンビと言えるのかもね。
実際ユンファのベスト4で、二人の競演作は二本入ってるし。
まあいかにも現地の人的な感じの羅烈が楽しかったので、コアなマニアなら受け入れられるだろう。
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キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー

2013年03月13日 23時24分00秒 | SF/ファンタジー

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」
原題:CAPTAIN AMERICA: THE FIRST AVENGER
2011年 米 124分
■監督:
 ジョー・ジョンストン
■出演:
 クリス・エヴァンス
 トミー・リー・ジョーンズ
 ヒューゴ・ウィーヴィング
 ヘイリー・アトウェル
 サミュエル・L・ジャクソン

●あらすじ
第2次世界大戦中の1942年、スティーブは、各地に進攻するドイツのヒドラ党と戦うことを望んでいた。
もともと病弱な彼は入隊を何度も却下されていたが、ある日、軍が秘密裏に行う「スーパーソルジャー計画」という実験に参加することになる。
その実験の被験者第1号に選ばれた彼は、強じんな肉体を持つ「キャプテン・アメリカ」へと変ぼうを遂げる。
(YAHOO映画より)

★感想など
「アベンジャーズ」から興味が出てきて観てみたが、結構面白かったよこれ。
戦争映画に別ジャンルを足すと、結構面白い映画が出来るのではないかと最近思っていた。
そういった意味でも非常に期待したのが「死神ランボー/皆殺しの戦場」だったんだが、期待は無残に打ち砕かれた。
本作では違うだろうという期待で挑んだが、ヒーロー物としては中々だった。
だが戦争物に別ジャンルといった期待には応えてくれてはいないな。
「アベンジャーズ」に繋がる前段の作品たちは、必ずエンド・クレジットの後におまけが付いているが
本作にも勿論付いている。
だが本作の場合はほとんど「アベンジャーズ」の予告映像と化しているが。
それでも再び「アベンジャーズ」が観たくなる気分にはなるね。
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男たちの絆

2013年03月13日 23時23分40秒 | やくざ/マフィア/ギャング/ノワール/不良

「男たちの絆」
原題:兄弟/BROTHERHOOD
1986年 香港 89分
■監督:
 [ン先]杞然(スティーヴン・シン)
■出演:
 李修賢(ダニー・リー)
 萬梓良(アレックス・マン)
 林偉(ラム・ウェイ)
 谷峯(クー・フェン)
 成奎安(シン・フィオン)

●あらすじ
直情型の刑事、キョンは、犯人を殴ってしまい、辞職を余儀なくされた。
親友の刑事ロイは何かとキョンの世話を焼くが、それを負担に感じたキョンは、強盗団の一員となってしまう。
ロイはそれと知らずに追いかけた強盗団の中にキョンの顔を見つけ、逃してしまう。
やがて、上司であるロイの弟は、兄とキョンが共謀しているのではないかと疑うようになる……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
昔からタイトルは知っているが、観てないシリーズとも言えよう。
萬梓良は「愛と復讐の挽歌」以来大好きな役者なんだが、前にも観た「血と報復の掟」とかもそうだけど
あんまり良い役に恵まれていないような気がする。
本作も香港ノワール全開の時代に作られているとは言え、全体的に暗い感じがするのは、あんまりいただけない。
とは言え、こういった作品を作れたのはやはりD&Bだなって気がする。
まあ当時の香港映画好きなら是非。
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