アンドロイドコップ

「アンドロイドコップ」
原題：ANDROID COP
2014年　米　89分
■監督：
　マーク・アトキンス
■出演：
　マイケル・ジェイ・ホワイト
　チャールズ・Ｓ・ダットン
　カディーム・ハーディソン
　ランディ・ウェイン
　ジェラルド・ウェブ

●あらすじ
極秘開発された最強の警官が活躍するSFアクション。
犯罪者やミュータントに支配され無法地帯と化したゾーン12。
LAPDのハモンドは新しい相棒であるアンドロイドコップ・アンディと共に、
市長の娘を救出する秘密指令を受ける。
（TSUTAYA DISCASより）

★感想など
なんでも大ヒット作のパクリ映画を、低予算で作る専門の映画会社があるそうな。
これはそこの作品。元ネタは勿論「ロボコップ」
会社のコンセプト自体がアルバトロスみたいで好感が持てるので
早速元ネタと一緒に鑑賞。
いやー、つまんなかった！

ロボコップ

「ロボコップ」
原題：ROBOCOP
2014年　米　117分
■監督：
　ジョゼ・パヂーリャ
■出演：
　ジョエル・キナマン
　ゲイリー・オールドマン
　マイケル・キートン
　アビー・コーニッシュ
　ジャッキー・アール・ヘイリー
　サミュエル・Ｌ・ジャクソン

●あらすじ
『キリング/26日間』のジョエル・キナマン主演で贈る2014年版『ロボコップ』。
近未来都市・デトロイトを舞台に、
半分人間、半分マシーンの“ロボコップ”として生まれ変わった警官・アレックスが社会の悪と戦う姿を描く。
監督はジョゼ・パジーリャ。
（TSUTAYA DISCASより）

★感想など
なんか違うなあー、って感じ。
オリジナルに比べて家族の絆を強く描いたのはいいんだけど
全体的に根本が違っている。
それなのに表面だけ似せようとしてるから、違和感と言うか
これじゃない感がハンパない。
サミュエル・Ｌ・ジャクソンのくだりは、オリジナルのブラックなＣＭが元ネタなんだろうけど
どうにも上滑りしている。
肝心のロボコップも、最初の銀色の時はオリジナルを彷彿とさせて良かったんだけど
黒になってからはもうロボコップに見えなかった。
どっちかと言うと「アイアンマン」にしか見えない。
そして最大に頂けないのがラストで、オリジナルの痛快さは欠片も残っていない。
本作自体が〆の悪役が存在しなくなっちゃったから、とりあえずロボコップ作った社長殺すべみたいな
中学生的発想なのが全く駄目だし
その社長を倒すシーンも「オレ頑張りました」的な、何それ？　なオチ。
監督・脚本担当はとりあえずオリジナルを100回見直してこいって感じですな。
まあオリジナルと言うか、ポール・バーホーベンがオンリー・ワンなことが分かっただけでした。
まる

クライムハンター2 裏切りの銃弾

「クライムハンター2 裏切りの銃弾」
1989年　日本　70分
■監督：
　大川俊道
■出演：
　世良公則
　又野誠治
　葉山レイコ
　エリック・ダグラス
　ハント敬士

●あらすじ
本格的ハードバイオレンスVシネマ「クライムハンター」第2弾。
リトルトーキョーの特捜刑事・ジョウは、
組織に潜入したまま連絡が取れなくなった刑事・キャッシュを救出する任務に就く。
やがて、ジョウたちは彼の居場所を突き止めるのだが…。
キャッシュ役を演じるのは名優カーク・ダグラスの四男、エリック・ダグラスである。
（TSUTAYA DISCASより）

★感想など
又野誠治が普通に再登場しているのが笑った。
と言っても違う役ですけどね。
いわゆる「仁義なき」方式。
前作以上に超強い上に、「コマンドー」でシュワちゃんがぶっ放してた
あの４連ロケット・ランチャーまで使用する大活躍！
主役の世良公則も相変わらずカッコいいが、ヒロインの葉山レイコも超美しいね。
見えそうで見えない衣装が堪らんって感じだが、キャラとしてはイマイチだったけど。
まあ相変わらず邦画に見えないクオリティの高さは健在。
これまた観ても損はない一作だろう。

クライムハンター 怒りの銃弾

「クライムハンター 怒りの銃弾」
1989年　日本　58分
■監督：
　大川俊道
■出演：
　世良公則
　又野誠治
　田中美奈子
　原田芳雄
　竹内力
　片桐竜次
　ハント敬士

●あらすじ
犯罪はびこる暴力都市、リトル・トーキョーで相棒を惨殺され復讐の鬼と化した一人の刑事、ジョウ（世良公則）。
逃げた凶悪犯・ブルース（又野誠治）を探しはじめたジョウの前に立ちはだかるのは
完全武装した謎の組織「シナトラカンパニー」だった。
謎の女・リリー（田中美奈子）とともに捜査するジョウはついにブルースの行方をつきとめるが…。
（楽天TVより）

★感想など
記念すべき東映Ｖシネマの第一作目。
勿論存在はリリース当時から知っていたが、まさか観るまでこんなに時間がかかるとは。
当時映画並の制作費でＶシネマを作ると言っていた第一弾だけに、気合が入った出来である。
当時のハリウッドＢ級映画並の作品に仕上がっている点は流石であり
観ていてやはり面白い。
この後Ｖシネマの予算はどんどん削られていくのだが、黎明期の作品は予算も気合も段違い。
今の邦画よりも面白かったりするから、観て全く損は無い作品である。

ヒルズ・ハブ・アイズ２

「ヒルズ・ハブ・アイズ２」
原題：THE HILLS HAVE EYES II
2007年　米　89分
■監督：
　マーティン・ワイズ
■出演：
　マイケル・マクミリアン
　ジェシカ・ストループ
　ダニエラ・アロンソ
　ジェイコブ・バルガス
　フレックス・アレクサンダー
　マイケル・ベイリー・スミス
　ジェフ・コーバー
　リー・トンプソン・ヤング

●あらすじ
ウェス・クレイヴンが息子のジョナサン・クレイヴンと共に脚本を手掛けた『ヒルズ・ハブ・アイズ』の続編。
惨劇が起きた禁断の土地で科学者が謎の失踪を遂げる。
砂漠で訓練中だった新兵たちは救出チームを結成して捜索を開始するのだが…。
（TSUTAYA DISCASより）

★感想など
まさかの「サランドラII」のリメイクじゃなくて良かった（笑）
しかしこりゃちと違うね。
ほとんどバトル・ホラーだ。
途中まで面白くなるかと期待したけど、そんなことはなく終わってしまった。
これはひとえに舞台が代わり映えしないからかも知れないな。
まあ流石にパート３は作らないだろうな。