「ウォール街」
原題:WALL STREET
1987年 アメリカ 126分
■監督:
オリヴァー・ストーン
■出演:
マイケル・ダグラス
チャーリー・シーン
ダリル・ハンナ
マーティン・シーン
●あらすじ
世界経済の中心地であるウォール街を舞台に、野望をもってのし上がっていく若き証券マンと、
権力を持った大富豪の姿を描いた、オリバー・ストーン監督のスリリングな社会ドラマ!!
成金富豪を演じたマイケル・ダグラスがオスカー賞を受賞。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
もっと重厚な社会派ドラマが観られるかと思っていたけど、何か期待外れな感じだった。
これは多分、監督/脚本を務めたオリヴァー・ストーンが自分に合ってないからだと思う。
普通映画とかドラマって、脚本や演出で山と谷を作って盛り上げるのが一般的だと思う。
しかしオリヴァー・ストーン監督の作品は、どれも山も谷もなくてずっと平地な印象。
では映画として変に盛り上げるのではなく、日常を淡々と描く事によって
リアリティを出そうとしているのかと思いきや、そんな事もない。
ただ本当に平地演出でずっと続く感じ。
なので全部観きるのは本当にキツかった。
途中で何度も中断を繰り返しながら、頑張って最後まで観た。
そんな努力の賜物によって鑑賞した映画だ。
まあ確かにマイケル・ダグラスの演技は素晴らしかった。
これならオスカーを受賞するのも納得できる演技だった。
一方チャーリー・シーンの方は完全に力量不足と言うか、ただ若いだけと言う感じで
役者としての格の違いをまざまざと見せつけられてしまっていた。
だがこの作品自体がそういった二人を描いているので、そこは役にはまっていたとも言えるが。
まあ続編もあるし、その内気が向いたら観てみようかな。
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