「続・男はつらいよ」
1969年 日本 93分
■監督:
山田洋次
■出演:
渥美清
倍賞千恵子
東野英治郎
ミヤコ蝶々
佐藤オリエ
山崎努
前田吟
三崎千恵子
太宰久雄
佐藤蛾次郎
笠智衆
財津一郎
津坂匡章
●あらすじ
寅次郎が生みの母を訪ねる一編。
旅先で優しい母親の夢を見た寅次郎。
大阪に探しに行くが、やっと会えた母は連れ込み宿を経営する元気なオバハンだった。
(TSUTAYA DISCASより)
★感想など
これ長い間観たかったんだよねえ!
昔テレビで観ただけなんだけど、なんか皆で話し合っていて
寅さんに”お母さん”のキーワードを言わないようにしようと決めるんだが
みなうっかり”お母さん”のキーワードを連発してしまい
空気を変えようとテレビを付けたら、ハナマルキのCMが流れていて
小さな女の子が「おかーさーん」って叫ぶシーンが流れてより気まずくなると言うもの。
このシーンが強烈に覚えているんだけどタイトル知らないもんだから、
全部で50作もあるシリーズのどれがそうなのか全然わかんなかったんだよね。
いやあ念願の作品が観る事が出来て本当に良かった。
まあそれ以外にも本作のOPでは、いつもの主題歌が何故か2番から始まって残りが曲だけになると言う珍しさだったり
本編中に寅さんが何度も泣くシーンが出てくるなど、この辺にシリーズ2作目の非安定感が感じられていいね。
また前作と違い、本作は全編ヒロインとの絡みで話が進んでいくところとか
さっきのお母さんのシーンでタコ社長が最後に余計な一言を言ってきて揉めるところとか
後のシリーズでのお約束毎も出来ている辺りも素晴らしいね。
背景の街並みや、周りにいて映る子供たちの姿とかも、本当に昭和の日本って感じで懐かしいねえ。
やっぱり「男はつらいよ」はイイねえ!