レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

続・男はつらいよ

2023年07月21日 18時06分54秒 | ドラマ

「続・男はつらいよ」
1969年 日本 93分
■監督:
 山田洋次
■出演:
 渥美清
 倍賞千恵子
 東野英治郎
 ミヤコ蝶々
 佐藤オリエ
 山崎努
 前田吟
 三崎千恵子
 太宰久雄
 佐藤蛾次郎
 笠智衆
 財津一郎
 津坂匡章

●あらすじ
寅次郎が生みの母を訪ねる一編。
旅先で優しい母親の夢を見た寅次郎。
大阪に探しに行くが、やっと会えた母は連れ込み宿を経営する元気なオバハンだった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
これ長い間観たかったんだよねえ!
昔テレビで観ただけなんだけど、なんか皆で話し合っていて
寅さんに”お母さん”のキーワードを言わないようにしようと決めるんだが
みなうっかり”お母さん”のキーワードを連発してしまい
空気を変えようとテレビを付けたら、ハナマルキのCMが流れていて
小さな女の子が「おかーさーん」って叫ぶシーンが流れてより気まずくなると言うもの。
このシーンが強烈に覚えているんだけどタイトル知らないもんだから、
全部で50作もあるシリーズのどれがそうなのか全然わかんなかったんだよね。
いやあ念願の作品が観る事が出来て本当に良かった。
まあそれ以外にも本作のOPでは、いつもの主題歌が何故か2番から始まって残りが曲だけになると言う珍しさだったり
本編中に寅さんが何度も泣くシーンが出てくるなど、この辺にシリーズ2作目の非安定感が感じられていいね。
また前作と違い、本作は全編ヒロインとの絡みで話が進んでいくところとか
さっきのお母さんのシーンでタコ社長が最後に余計な一言を言ってきて揉めるところとか
後のシリーズでのお約束毎も出来ている辺りも素晴らしいね。
背景の街並みや、周りにいて映る子供たちの姿とかも、本当に昭和の日本って感じで懐かしいねえ。
やっぱり「男はつらいよ」はイイねえ!
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ウェス・クレイヴンズ ウィッシュマスター

2023年07月21日 18時06分29秒 | ホラー

「ウェス・クレイヴンズ ウィッシュマスター」
原題:WISHMASTER
1997年 アメリカ 90分
■監督:
 ロバート・カーツマン
■出演:
 タミー・ローレン
 トニー・クレイン
 アンドリュー・ディヴォフ
 ロバート・イングランド
 ケイン・ホッダー

●あらすじ
封印された悪魔が現代に甦り恐怖をふりまくスプラッター・ホラー。
古代の神像が港で荷降ろしの最中、船員のミスで落下。
中から真紅の宝石が出てくる。
宝石は鑑定人のアレクサンドラのもとに運び込まれるが、中から悪魔ウィッシュマスターが甦る。
彼は3つの願いをかなえると言い、そのために邪悪な殺人を繰り返す。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
邦題に”ウェス・クレイヴンズ”と付いているからてっきり監督作なのかと思いきや
ウェス・クレイヴンは監督しておらず制作総指揮だった。
と言っても「エルム街の悪夢」以前のウェス・クレイヴン監督作よりも、
監督していない本作の方がウェス・クレイヴンらしかったのが面白かった。
本作のモンスターであるウィッシュマスターはいわゆる”ジン”である。
劇中でも会話に出てくるが、「アラジン」のジニーを悪魔にしたのが本作のウィッシュマスターで
3つの願いを叶えると、願った人間の魂を奪った挙句に地獄から仲間の悪魔を召喚すると言うまさに悪魔の所業。
しかも無理矢理願いを言うように誘導していく辺りがまた嫌らしくて溜まらない。
ビジュアルイメージも中々良くて、これは傑作だね。
この後シリーズは4まで続くので、すでに続きが楽しみだね。
それと全く個人的なポイントなんだけど、本作はロバート・イングランドとケイン・ホッダーが共演しているのが嬉しかった。
この二人は有名なホラー・アイコンを演じているのはつとに有名で
ロバート・イングランドは「エルム街の悪夢」のフレディ役。
ケイン・ホッダーは「13日の金曜日」のジェイソン役を何回も演じており、一番ジェイソンぽいと評価されている役者。
この二人は「フレディVSジェイソン」で共演してなかったんだよね。
だからこそ本作のクレジットで二人の名前を見つけた時には、思わずおおっと盛り上がったよ。
まあそんなところも気になる方は是非どうぞ!
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レイジング・サンダー

2023年07月21日 18時05分58秒 | アクション

「レイジング・サンダー」
原題:綻親陎/No Retreat, No Surrender 2
1987年 香港 110分
■監督:
 元奎(ユン・ケイ)
■出演:
 ローレン・アヴェドン
 マックス・セイヤー
 シンシア・ラスロック
 マシアス・ヒューズ
 黃正利(ウォン・チェンリー)

●あらすじ
テコンドーの達人スコットは婚約者に会うためバンコクを訪れる。
しかし、彼女はソビエト国家が組織した暗殺軍団に誘拐されてしまう。
スコットは、ベトナム帰りの旧友と共に、彼女を救うため決死の追跡を開始した!
(ビデオパッケージより)

★感想など
(思遠影業公司)シーゾナル・フィルムがハリウッド作品みたいな、
アメリカナイズされた映画を作っていた頃の一作。
なにせ英題があの「シンデレラ・ボーイ」の”2”になっているからね!
ちなみに「シンデレラ・ボーイ」は遥か昔にレレレに書いたけど覚えているかな?
内容の方は「ベスト・キッド」のパクリで、違う箇所はカラテを教えてくれる先生がミヤギではなくて
ブルース・リーの幽霊な事!
後は敵のボディーガードがジャン=クロード・ヴァン・ダムなところかな!
そんな素敵作品の監督も本作と同じ元奎(ユン・ケイ)だから、本作に単純に2と付けたんだろうな。
何せ内容の方は1ミクロンも関係ないからね!
本作はどちらかと言うと「ランボー」風味のアクション映画で、キャノン・フィルムズっぽい感じに仕上がっている。
爆破シーンも火力多めな上に沢山爆発させており、低予算ではなさそうな感じ。
そこに功夫シーンを混ぜてくるのがハリウッドとの違い。
全体的に80年代のB級アクション映画の及第点はいっているので、単純に楽しめる作品である。
しかしこれ知らない人が観たら、香港映画とは思わず絶対にハリウッド作品だと思うだろうね。
この頃は日本でも東映Vアメリカが似たような事をしていたけど、アジア人がアメリカで
現地スタッフ使ってハリウッド映画みたいなものを作るあの流れ。一体何だったんだろう?
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マードックの拳銃

2023年07月19日 18時10分15秒 | 西部劇

「マードックの拳銃」
原題:GUNS OF DIABLO
1964年 アメリカ 75分
■監督:
 ボリス・セイガル
■出演:
 チャールズ・ブロンソン
 スーザン・オリヴァー
 カート・ラッセル

●あらすじ
C・ブロンソンがガンマンに扮した西部劇。
ある牧場で一人の女性と恋に落ちたガンマン。
だが、彼はトラブルに巻き込まれ牧場主の息子三人と撃ち合いになる。
流れ弾で彼女が死んだと思ったガンマンは牧場を去る。
そして5年後。
オレゴンへ向う幌馬車隊の隊長となったガンマンは、町へ物資の補給に行くが、
そこで死んだはずの恋人と再会。
さらに、5年前に撃ち合いをした三人が再び彼を狙う。
子役時代のK・ラッセルに注目。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
チャールズ・ブロンソンとカート・ラッセルが共演した西部劇!
とビックリしたが、カート・ラッセルの方はまだ子役だった。
チャールズ・ブロンソンの方もトレードマークの口髭を生やしてないし、まだ売れる前なのかなと思ったけど
でも1960年の「荒野の七人」、1963年の「大脱走」の後だから、もう十分スターだよね。
しかし本作は短い割に内容がブツ切りで分かり辛い編集で、なんだか話をいくつか断片的に合成している風だし
明らかにセットで撮影している風景もあるので、これもしかしてTVシリーズかなと思ったら、似たようなもんだった。
まず本作の前にチャールズ・ブロンソンとカート・ラッセル含め、さらに監督や共演陣も同じな
「ジェミーの冒険旅行」と言うTVシリーズが、本作の直前まで放送していたらしい。
二人の役名なども全く同じ事から、多分本作はTVシリーズの映画版なのだろう。
そう考えればしっくりくる。
だがそれにしても内容は引き延ばし感が強く、敵に捕まったブロンソンが銃を手にしても戦わない等
ストレスが溜まるシーンが多い。
まあ最後は結局相手を倒すのだが、もっと早く撃てば良かったのにと思ってしまう内容だったね。
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『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』第6話「8歳のパイセン」

2023年07月18日 18時11分44秒 | ドラマ

『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』第6話「8歳のパイセン」
2022年 日本 24分
■監督:
 アベラヒデノブ
■出演:
 与田祐希
 藤井夏恋
 望月歩
 中島歩
 前田旺志郎
 石川絵里加
 田中要次

●あらすじ
しばらくの間甥っ子の面倒をみることになった璃子(与田祐希)。
不安ながらも歩み寄ろうとする璃子だったが、
甥っ子は四六時中タブレットに夢中でなかなか言うことを聞いてくれず…。
助けを求めて模型店へと向かった璃子は、子どもでもできるプラモデルを購入。
翌日、タブレットを隠す作戦にでた璃子は、プラモデルを一緒に作らないかと誘う。
しかし、全く相手にしてもらえず喧嘩をしてしまう。
果たして、甥っ子はプラモデルに興味を持ってくれるのか?
(Amazon Prime Videoより)

★感想など
リコのポンコツっぷりが改めて強調された回だったね。
でもこのユルさがたまらなく好きだ。
現在同じキャストによる違う設定のリコが放送中だけど、そちらは1話だけ観てやめた。
まずこちらの前シーズンの作品と同時に観ているので、同じ役者で違うキャラにさせられると混乱する。
さらにこちらの方はリコが積極的な陽キャには全く設定されておらず、
どちらと言うとポンコツ気味な天然キャラって感じで、それを突っ込んでいかないユルイ展開が好きなのだが
新しい方はリコが女社長になっているのもあり、何かキビキビした感じがちょっと違うなと思ったからかな。
あと、矢島模型店のアルバイトの女の子が違う役者になったのも大きいかな。
こちらの方の語尾が「ッス」の女の子、結構好きなんだよね。
と言う訳でこちら。今回作るのはSDガンダム。
BB戦士とかSDガンダムってかなり昔から発売されているけど、興味を持った事は一度も無い。
まあ勿論あの等身によるデフォルメ具合が好みじゃないと言うか
プラモとして作りたいデザインじゃないなと思ってたからなんだが
ここ最近のプラモ熱により、なんだかふとSDガンダムも一体くらいは作ってみようかなとか考えたばっかだった。
そう思った次の日に観たリコの回がSDガンダム。しかもちょっと興味を持ったプラモそのものだったのは驚いた。
まあそうは言ってもお店に売っているかどうかは不明なので、いつか出会った時に買うかどうかを考えるとしよう。
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