レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

魔界転生

2023年12月21日 06時43分52秒 | スペクタル/史劇/時代劇

「魔界転生」
1981年 日本 122分
■監督:
 深作欣二
■出演:
 千葉真一
 沢田研二
 佳那晃子
 緒形拳
 室田日出男
 真田広之
 松橋登
 成田三樹夫
 岩尾正隆
 内田朝雄
 野口貴史
 丹波哲郎
 若山富三郎

●あらすじ
山田風太郎の忍法帳ものから「忍法魔界転生」を映画化。
寛永の時代のある夜、島原の乱で殉死したはずの天草四郎が再び命を取り戻す。
彼は自分と同じように不本意な死に追いやられた人々を集め、時の将軍家綱に復讐を開始するが、
彼ら魔界衆の前に柳生十兵衛が敢然と立ちふさがった。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
この映画は昔から傑作として有名だよね。
確か沢田研二の妖艶な演技と、男同士のキスが有名なんだっけ?
でもそんなの全体から見たら些末な事で、このおどろおどろしい雰囲気や
アクションも演技も、全て本気なのが圧巻過ぎて、最高に楽しい超娯楽作である。
この辺は流石、深作欣二と言ったところで、本当に彼の監督作にはハズレが無いなあ。
ラストシーンもマジでヤバく、物凄い炎の中央で殺陣を披露する千葉真一と若山富三郎の格好良い事。
物凄い炎の中に登場するシーンも最高に格好良く、登場するのは千葉真一のみならず沢田研二もだが
特撮ではなく本物の炎の中での撮影なので、これが本当に格好良い。必見である。
また脚本の方も山田風太郎の原作らしく、荒唐無稽な展開も多いが、それがあまり嘘くさく感じないのが素晴らしい。
この辺は深作組による映画化パワーと言ったところだが、一つ気になったのは真田広之の役どころ。
何でも真田広之の役は原作にはなく、映画化するに当たって追加されたキャラクターらしいが
そのせいかこのキャラクターだけ、映画の世界観から浮いているように感じた。
なんか一人だけしっくりこないなあと言う感想だったのだが、原作にはいないキャラとの事で、それも納得と言った感じだった。
ただそこまで変だとかと言う訳ではなく、何か違和感を感じるとかその程度なので、そこまで気にする程でもないかも知れないが。
まあ他にもすぐにおっぱいが出てくる無駄なエロさがある辺りも含めて、
本当に当時の邦画は大人を楽しませるための娯楽映画なんだなと思った。
とにかく必見の面白さです!
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『初森ベマーズ』第3球「紙ヒコーキとホームラン」

2023年12月15日 20時17分02秒 | ドラマ

『初森ベマーズ』第3球「紙ヒコーキとホームラン」
2015年 日本 40分
■監督:
 鈴村展弘
■出演:
 西野七瀬(乃木坂46)
 高山一実(乃木坂46)
 生田絵梨花(乃木坂46)
 若月佑美(乃木坂46)
 生駒里奈(乃木坂46)
 桜井玲香(乃木坂46)
 松村沙友理(乃木坂46)
 秋元真夏(乃木坂46)
 深川麻衣(乃木坂46)
 橋本奈々未(乃木坂46)
 白石麻衣(乃木坂46)
 衛藤美彩(乃木坂46)
 津田寛治
 いとうまい子
 手塚とおる
 堀未央奈(乃木坂46)
 川後陽菜(乃木坂46)
 川村真洋(乃木坂46)
 永島聖羅(乃木坂46)
 伊藤純奈(乃木坂46)

●あらすじ
ソフトボール大会のトーナメント表を見たななまる(西野七瀬)たちはがく然とする。
順当に勝ち上がっても、「初森ベマーズ」が、キレイ(白石麻衣)率いる「聖ポラリス学園」とあたるのは決勝。
つまり公園を取り戻すには優勝するしかないのだ。
不安が募る中、まずは初戦「日京女子学院」との試合に集中するべく、鎌田(手塚とおる)の厳しい練習に取り組む。
ところがその日の夕方、イマドキ(若月佑美)が仲間のケンカに巻き込まれ、警察に補導されてしまう。
このままでは人数が足りず試合に出場できない…。
困ったななまるは、チームに加入してもらおうと、マルキュー(橋本奈々未)のもとへ向かう。
そんなマルキューにはある隠された過去があった…。
(テレビ東京より)

★感想など
橋本奈々未中心の回だね。
クライマックスに登場してくるシーンは、マジで格好良い。
その時の台詞である「代打、あたし」は、副音声メンバーも散々真似してたね。
今回の副音声メンバーは、藤美彩、白石麻衣、橋本奈々未、深川麻衣の四人。
前回の四人に比べてぐっと大人しく、テンションがまるで違うのが面白かった。
ストーリーの方は、マルキュー(橋本奈々未)が野球好きだった弟が亡くなって意気消沈している事が判明したのに
それでもユニフォームを渡して、試合に出てとお願いするななまる(西野七瀬)の性格はどうなんだと思ってしまった。
別にそうではないんだろうが、なんだか本人がそんな風に見えてしまうのはマイナスポイントかね。
ただ、なぁちゃんは真夏さんへの例の一件を考えると、どうしてもしっくりこないんだよね。
和解のタイミングとか、最悪の極みだし。
まあそんな昔の事は置いておき、こういった乃木坂46メンバー総出演みたいなドラマ、今のメンバーでも作って欲しいね。
このドラマの続編で、今度のベマーズメンバーは、5期生とかでやったらウケルんじゃないの?
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『初森ベマーズ』第2球「伝説の監督」

2023年12月15日 20時16分35秒 | コメディ

『初森ベマーズ』第2球「伝説の監督」
2015年 日本 40分
■監督:
 鈴村展弘
■出演:
 西野七瀬(乃木坂46)
 高山一実(乃木坂46)
 生田絵梨花(乃木坂46)
 若月佑美(乃木坂46)
 生駒里奈(乃木坂46)
 桜井玲香(乃木坂46)
 松村沙友理(乃木坂46)
 秋元真夏(乃木坂46)
 深川麻衣(乃木坂46)
 橋本奈々未(乃木坂46)
 白石麻衣(乃木坂46)
 衛藤美彩(乃木坂46)
 津田寛治
 いとうまい子
 手塚とおる
 渡辺みり愛(乃木坂46)

●あらすじ
どうにか学校でソフトボール部の承認を得られたななまる(西野七瀬)たちは、監督探しを始める。
ななまるの母・蘭子(いとうまい子)から駅前のスナックに監督経験のあるマスターがいると聞いたななまる、
ショパン(生田絵梨花)、コテ(高山一実)は、早速店を訪ねる事に。
ところが店内に入ると、そこはオカマバー。
3人は戸惑うが、店のママこそ、探していた人物・鎌田(手塚とおる)だった。
しかし本人は人違いだと言って認めない。
その理由について、かつて教え子にケガをさせてしまい、
ソフトボール部の監督を辞めさせられたからだと、店員に聞いたななまるたちは…。
(テレビ東京より)

★感想など
すっかり観るのを止めていたのだが、1期メンバーを見たくて再会してみた。
この第二話から、他の乃木坂46のメンバーが脇役で登場してくるのと
DVDには初森ベマーズのメンバーが3チームに分かれて、副音声で本編を見ながらわいわい喋る特典が付いているため
同じ話を続けて二回観ることになり、ちょっと大変。
と言ってもメンバーの副音声の方は、ほとんど本編の方の会話が聞こえないので、全然別物感あって良いけど。
そしてこの第二話の副音声メンバーは、生駒里奈、桜井玲香、若月佑美、松村沙友理の四人。
結構みんな自由に喋っているのを、若月が「みんな観てないのかよ」と何回も突っ込むのが面白かった。
この四人の喋りはバランスもよく、聞いていて楽しかった。
ドラマの内容の方は、まあパロディ満載のコメディだから、基本的にはあまり重要ではない。
まあこの回の見所としては、オカマ達の低い声で歌う「君の名は希望」のところと
ドラマの中で「頑張れ!ベアーズ」に触れたこと。
あと橋本奈々未が双子の弟の代わりに野球の試合に出場するのは、「タッチ」のパロディなのか?
とか色々思ったが、まあこのドラマにあれこれ求めるのは野暮なので、その辺については笑ってすませよう。
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探偵神津恭介の殺人推理5~血ぬられた薔薇~

2023年12月13日 19時32分05秒 | ミステリー/犯罪

「探偵神津恭介の殺人推理5~血ぬられた薔薇~」
1986年 日本 91分
■監督:
 永野靖忠
■出演:
 近藤正臣
 大和田獏
 広岡瞬
 岸部シロー
 比企理恵
 灘陽子
 五代高之
 生田悦子

●あらすじ
明智小五郎、金田一耕助とともに、日本を代表する名探偵・神津恭介の活躍を描いた人気シリーズ第5弾。
一本のナイフをしのばせ、資産家の娘が3年ぶりに帰宅した。
やがて起きる殺人事件は・・・
今回も神津恭介の推理が冴え渡る。

新聞記者の研三(大和田獏)は出張の帰り、恵美(比企理恵)という娘とタクシーに同乗したものの、
うっかりスーツケースを取り違えてしまう。
しかも恵美のトランクからは、血の付いたナイフが出てきた。
翌日、研三はトランクの交換に来た恵美の姉・百合(早乙女愛)を尾行することに。
世田谷の大地主のもとに生まれた恵美と百合だったが、
複雑な家庭環境が原因で、二人は血塗られた殺人事件に巻き込まれていく。
(ファミリー劇場より)

★感想など
このシリーズは、割と普通のミステリー・ドラマとして完成度が一作毎に上がっていくね。
本作も大分しっかりできていて、安心して観る事が出来たと言うような感想。
大富豪のお家騒動が話の中心にあるが、その中でも中心人物である恵美を演じている比企理恵に注目だ。
どこかエキゾチックな感じのする美人で、ちょっと気が強そうなところも含めて、凄く魅力的に映る。
なんだか前にも見たことあるような気がするのだが、それがどれだかはちっとも思い出せない。
でも彼女を目的として本作を観ても、十分に満足できるであろう美女であることは間違いない。
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チャイニーズ・ウォリアーズ/中華戦士

2023年12月13日 19時30分05秒 | アクション

「チャイニーズ・ウォリアーズ/中華戦士」
原題:中華戦士/MAGNIFICENT WARRIORS
1987年 香港 92分
■監督:
 鍾志文(デビッド・チョン)
■出演:
 楊紫瓊(ミシェール・キング)
 呉耀漢(リチャード・ン)
 爾冬陞(イー・トンシン)
 盧冠廷(ローウェル・ロー)
 劉芊蒂(シンディ・ラウ)
 松井哲也
 黄正利(ウォン・チェンリー)
 馮克安(フォン・ハックオン)
 谷峰(クー・フェン)
 李文泰(リー・マンチン)

●あらすじ
1938年、チベット地方カール市に毒ガス工場を建造するため日本軍が侵攻してきた。
コードネーム“天子1号”というエージェントを救出するためカール市にやって来た
女性パイロット、ミンは“天子1号”や若いカール市長ヤウダとその恋人ジンジン、
それに変わり者の風来坊たちと協力して、日本軍と戦うことになる……。
(KunGFuTuBEより)

★感想など
楊紫瓊(ミシェール・キング)主演の「皇家戦士」に続く、戦士シリーズ第二弾として公開された作品。
と言っても物語に繋がりは全くなく、ただ制作会社と主演が同じでタイトルに”戦士”と付いてるだけだけど。
ちなみに「皇家戦士」には真田広之も主演していたが、本作では松井哲也が憎たらしい悪役を演じている。
本作のキャッチフレーズは、香港版女性インディ・ジョーンズとかだったと思うが
今改めて観ると、スタントと火薬の量がハンパない!
動作設計に唐季禮(スタンリー・トン)がいるせいかも知れないが、とにかく一つ一つのスタントがヤバすぎ。
何人かスタントマンが大怪我しててもおかしくなさそうなアクションが多すぎ。
さらに爆破シーンも多いのだが、使用している火薬の量がとにかくおかしくて
あの炎の中で演技している人たちが、死なないか心配になるレベルの燃やし方をしている。
しかもそれでいて、この映画とにかくアクションが多い。
スキあらばアクション、スタントを次々と、しかも超絶デッドリーなデンジャラス・スタントなもんだから
観ていて盛り上がったり、スタントマンを心配したりと、結構忙しいかも。
と言った訳で、アクションが好きな方や、いかに当時の香港映画がヤバくて魅力的だったのかを知りたい方にも
どちらにも超絶オススメの作品だ!
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