イエローフローライトを探して

何度も言うけど、
本当にブログなんかはじめるつもりじゃなかった。

少し横になるか

2007-07-21 17:24:26 | スポーツ

 『爆笑オンエアバトル』(20日25:20~)、今回はオーバー500が2組も出て、409kb(>どきどきキャンプ)でもオフエアという、めちゃめちゃレベルの高い回!?と期待して観たのですが、どうも地方収録(今回は石川県津幡町)によくあるテンションで底上げになっただけだった様子。

 最高525kbを叩き出したヒカリゴケは三度めの挑戦で初オンエア。「叔父と甥のコンビ(ボケの20歳上の姉の長男がツッコミ)である」を看板に、「サザエさんのカツオ君とタラちゃんがこれから漫才します」でうまいことツカんだんだけど、「早口言葉の練習してる」でせっかくのテンションが緩み気味になり、あとはネタの密度はいいのに一本調子。低調なところがあってもいいから、どこかにピークが欲しい。

 それにしてもこのコンビ名、どういう意図で誰が命名したか名乗ったかわかりませんが、どうしても耳にしただけで、武田泰淳の同名小説(表記は平仮名)を思い出し、ネタに入る前から微量笑えない気分になるんですけど。

 もう1組のオーバー500、513kbのななめ45°は、逆にネタの密度が薄い。サインコサイン」で数学ネタに突入するまでがモタったし、「割り切れないよ」「切り捨てないで~」では拍手まで取ったんだけど、ひとつのピークから次のピークに行くまでに時間がかかる。家庭教師と学校担任との関係を、正妻vs.愛人の関係に見立てたことの活かし方ももうひとつ。

 チーモンチョーチュウは相変わらず雑で学生のコンパ芸レベル。ボケの“応援団がリズム音痴で、手が掛け声に合わない”演技が小さいので、ツッコミの止めようとする動きも小っさくなり、ひどく“仲間内のふざけ合い”感が強まる。

 初挑戦初オンエアのえんにちは、アイパーの人の極道キャラが新鮮がられているうちしかウケないでしょう。

 結局今回いちばん素直に笑えたのは風藤松原。ずいぶん前にひとネタ見たときは、何この中途半端なカマ口調?と思ったのだけれど、「こないだっさ~」「ヤダね~」の縁側雑談調という“自分たちのスタイル”を確立している強みでしょうね。

 「ペットのアサリのサリー」のあと「シジミならジミーになんの?」ではもっとウケてもいいと思ったんだけどな。

 ネタ後トークで、長身で色白なほうの松原さんが飛行機大の苦手で、石川に来る機中ずっと客室乗務員さんに「大丈夫ですよ、大丈夫ですからね」としゃがみ込んで力づけられていた話もよかった。売れたら、そのスッチーさんが連絡くれて熱愛になるかもね。

 それより、今ネタはおもにツッコミだった風藤さんが『美味(デリシャス)學院』の中華担当・永山たかしさんに似ているなぁと思った途端、月河はもうネタの間じゅう沖田が漫才やってるようにしか見えなくなってしまいました。「おさげ引っ張ってみないの?」なんて。

 正直言いますと、今回、全般にkb数のわりに月河が低調に感じた原因は、月河自身にもあります。

 昨夜、帰宅した時に家族が『たけしの誰でもピカソ』を見ていたため、出会いがしらに耳に飛び込んできた麒麟のネタ中の歌が、一夜明けても脳内ループ状態のまま、今日『オンバト』録画を巻き戻して観てしまったんですよ。

 ♪ひさしぶりの休みに ホッカイドウにいきました

  けしきが きれいでした

  らいねんも いきたいな~

 まったく同じネタ、昨年のM‐1でも見てて、その時はループしなかったんだけどな。

 どうしよう。これから高校野球のシーズン、昼間、出先でTVを小耳にはさむ機会が多くなるし、ヘタすりゃ一ヶ月ぐらいループしちゃいそう。

コメント
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