雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

遺跡をこわす、歴史を生かす

2008-03-02 04:52:21 | みっきぃふるさとふれあい公園
「遺跡をこわす」と言ったら、「それはいけない」と反対するのが普通であり、当然である。
できれば、「歴史を生かす」方向に動きたい。
[遺跡とは何ぞや」と調べてみた。
Wokipediaには結構詳しく載っている。交通遺跡もあるし、近現代の遺跡もある。



92年も前に作られて、この3月で廃線が決定している三木鉄道は、勿論遺跡ではないが、
然し「遺跡のような日本でも珍しい鉄道である」と言うのである。
「その歴史を生かす」方向に動きたいのである。

何回かあちこちのブログに書いたが、
「100年近くも前に造られたそのままの姿を今に残している」
と言われ、それを自分の目で確かめてみたら、ホントにそうだった。

そんな風に思っていたら、
ZOSANさんがわざわざ東京からその写真を写すためにやってきて、「ひょこむ」にブログをアップした。

ZOSANさん(松沢さん)は、私の昔のバイク仲間である。
鉄道マニアだとは知らなかったが、この写真は力作である。
ホントに三木鉄道のよさがいっぱい出ている。北条鉄道まで写している。


どんなことになるのか、まだ決まってはいないが、
三木鉄道の廃線跡地をどうするかは検討委員会が1年も掛けて検討することになっている。
その検討案の中には、廃線跡にSLを走らせてはと言う案も現実に出ているようである。

s850m君などは、そうは言っても一般の人たちは想像もつかないであろうから、イベントで一度走らせてみてはと言ってきている。
松山の坊ちゃん列車が15万円で借りられるとか、情報は段々具体的になってくる。
その情報を提供してくれた愛媛県の鉄道マニアの詳しいメールの写しも手元に送ってくれた。対応の仕方が真面目だし、熱意が感じられる。

三木市の掲げるコンセプトにピッタリだし、面白いと思うのだが。



今朝、家に三木市の「一緒につくろう三木物語」の資料が送られてきた。

西の玄関づくりとして

「歴史を生かす」「景観をつくる」「人が集う」

そして、サイクリングロード 散策道ーーーー三木鉄道跡地

などとあった。
私もこんな話を聞くまでは、それくらいの普通のアイデアしか浮かばなかったのである。

サイクリングロードが「歴史を」「景観を」「人が集う」と言われても、
それよりは、100年の歴史がある鉄道を、昔ながらの景観をバックにSLが走る光景のほうが「人の賑わい」も容易に想像できるし、ひょっとしたら経済効果も期待できる。
三木のイメージも上がると思う。

鉄道マニアの人たちの熱意や行動力、それに知識の豊かさに裏打ちされたアイデアを、跡地利用に関係する皆さんも、現在の社長さんも、市長さんも一度お聞きになってはと思っています。


「この三木市の資料の後半は、一例としてさまざまなまちづくりの想いをご提案致しましたが、市民の皆様におかれましても、まちづくりについてのお考えやご意見を頂きたいと思います。」

と結ばれているので、このブログをそのまま市長メールでお送りしてみようと思っています。


若し、市長からご返事が届いたら、また機会を見てお知らせしたいと思います。
コメント
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