雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

人との出会いとSNS

2008-03-13 17:29:15 | ネット、Twitter & Facebook、Instagram
4月6日、三木山森林公園で『どこ竹の竹とんぼを飛ばそう会』というどこ竹のリーダー講習会を開催することで進めている。

ここにご紹介するブログは一昨年の9月にアップしたものである。
堀池さんのブログに肥後の守のことが書かれて、『私も書きました』と言うコメントで堀池さんと繋がったのである。


『肥後の守といっても、なかなか通じにくい世の中になりつつある。
商標登録された、この肥後の守は、今ではただ一軒、三木の永尾製作所で造られている。

その製法は、鍛造された素材を槌でたたく、所謂、昔から伝わる鍛冶屋の製法で一本一本手で丹念に作られている。
鍛冶屋が無くなってしまったように、ナイフで鉛筆を削れる子供たちも、居なくなってしまったと、思っていたら、そうではないのである。

長野県のある小学校の子供たちが、肥後の守を使って、鉛筆削りは勿論、ナイフを使っての工作などの勉強をしているようである。
世のお母さん方も、ナイフは危ないなどと言わずに、このような活動を広める方向へ努力して欲しい。

永尾製作所には、そんな子供たちから、手書きの感謝状が、何枚も贈られている。
伝承技術を受け継いで育てている、永尾製作所を応援したいし、ナイフで、鉛筆を削る子供たちにも、拍手を送りたい。
ナイフはもともと、人を傷つけたりするものではないのである。』


当日は、この会場に肥後の守の永尾元佑さんも来て頂けることにになっている。
若し、このイベントがなかったら、長尾さんとお会いすることもお話する機会もなかったであろう。


この『どこ竹の竹とんぼを飛ばそう会』を主催するのは『SNSひょこむ』の中に立ち上げたネット上のコミユニテイである。
特に従来型のタテ型組織もないし、グループの長もいないのである。
インターネットの特徴のヨコイッセンで繋がっている。

メンバーは、堀池さんたち東京の『どこ竹』の人たちも、三木の市民も職員も市会議員もいるし、ひょこむの管理者、こたつねこさんもいるのである。
このきっかけになったのは、私の昔のカワサキでのレース仲間元モトクロス全日本チャンピオン山本隆君〈60おじさん)である。

こんな多彩なメンバーが繋がって一緒に行動できるのはSNSのよさである。
そんなSNSについて、堀池さんが書いておられるのでご紹介します。

600キロ離れた距離など微塵も感じず、計画を進めていける楽しさは、ネット社会の産物だと思っている。






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天声人語

2008-03-13 04:34:04 | 発想$感想
大学の試験問題に一番沢山出題されると言う。本になったりもしている。

朝日の中でも、一流中の一流が担当しているのであろうが、『天声人語』をはじめ短いコラムの文章はプロとはいえ流石である。

ブログを書き出してから特に文章を気をつけて読むようになったが、天声人語のような文章は逆立ちしても真似できない。
文章もさることながら、蓄えられた知識、教養に圧倒的な差を感じる。



今朝の天声人語
『スポーツと観衆について、一つの「法則」があるそうだ。勝者が得るものと敗者の失うものとの差が大きいほど興奮は増す、のだという。人気チームの戦いも、親善試合では盛り上がらない。』で始まっている。

スポーツの話かと思ったら、アメリカの民主党の大統領候補者選びの話なのである。

『勝ちと負けの落差は「雲と泥」である。』
だから盛り上がるのだと続いて、もう少しこの興奮を楽しみたいのも分析した理由の一つであると指摘している。

そしてヒラリーの泣きどころは、「ヒラリー嫌い」の多さだと言う。
大統領の品定めが好きなアメリカ人が最高と評価するリンカーンの「一つのアメリカと」と言う言葉は多民族の国ゆえに日本人の想像を超えて重い。

そして『勝負の分かれ目は「心の準備」だとも言われる。女性と黒人。どちらを大統領に迎える心の準備が米社会に早く整うか。民主主義の守護者を自認する国での、思えば歴史的な戦いである。』と結ばれている。



文章も流石だが、この短い文章の中に盛られている幾つもの事柄、知識が素晴らしいと思う。
新聞社で文章を書いたり、社会の出来事を専門的に見つめていれば自然に溜まる教養なのか。

ただ、最近思うことは何事でも、ちゃんと考えるために物事を見ると、凡人でも幾らかは進歩すると言うことだ。
ブログを書き出してから、写真を撮りだしてから、モノを観る見方が少しだけ変わったような気がする。

『気がつくのが少し遅すぎたようである。』



コメント (4)
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