11月22日は、『いい夫婦の日』だそうである。
車の中のラジオを聞いていると、しきりにそう言っていた。
何でも語呂あわせで『バイクの日』でも『お肉の日』なども作るので、
あって当然と言えるだろう。
『いい夫婦』とはどんなのが、一番なのだろう。
夫婦は、夫と妻の両方で成立するのだが、その役割というかイメージも随分と変化したものだと思う。
日本の夫婦観も、昔とは随分と違ったものになってきた。
最近は、特に『妻』の役割も変わってしまったような気がする。
『家内』と私はいつも書くが、最近は『家内』など死語に近い。
家の内などには居ないことが普通である。
私など、自分ではそんなに考えが旧いとは思っていなくて、
新しい発想などにも柔軟に対応していけると思っているのだが、
昨今の男女同権から、更に進んで、男も女も何もかも一緒というような生活態度だけは、
正直もう一つだと思っている。
男と女はやはりそれぞれいいところがあって、
単純に言って男が外で働き、女が家を守り子供を育てるというのが、自然だと思っている。
なぜ? と言われても特に理由があるわけではなくて、そのほうがいいと思うのである。
夫婦共稼ぎが普通の世の中にはなったが、
子供が学校から戻って『ただいま』といった時に、『お帰り』と迎えてくれる母親が居たほうが、少なくとも小学校時代はいいと思うのである。
女性も社会で立派な仕事をされるようにはなったが、『子育ても』それ以上に、大事業だと思うのだが。
結婚して、もう48年目になるが、家内はずっと専業主婦であった。
旦那の稼ぎだけでは、そんなに裕福でもなかったと思うし、家のことは全て任していたので、大変だったと思う。
二人の子供たちは、それを見てどう思っているのか、聞いたこともないが、
娘も結婚して直ぐ会社を辞めて、専業主婦で3人の子供を育てているし、
息子の嫁も何故か、専業主婦であった。
こんな『夫婦』は最近は、珍しいようである。
それが『いい夫婦』かどうかは別にして、これもラジオで言っていたが、
アンケート調査による理想の有名人夫婦は、
40~50代の圧倒的な支持を集めた三浦友和・山口百恵夫妻が4年連続でトップだったそうである。
なぜ、圧倒的にそうなのかという理由に、女子アナが、『山口百恵が家を守って外に出てこない』というようなことを言っていたのが、不思議にさえ聞こえた。
人の生き方、人生の過ごし方は、いろいろあるとは思うが、
この歳になって、何となく思うのは、
現役時代、一生懸命やってきた仕事も、今振り返ってみれば大したことではなかったのかも知れない。
ちゃんとした、子どもを残し、その子どもたちがまた、また『いい孫』育てて、
次の時代に引き継いでいけることのほうが、会社の仕事などよりは、
『よほど大仕事』のような気もしている昨今である。
若い理論家の、人たちの反論にあいそうで、自信などはないのだが、
何となく、そう思った。
自分はそうしないが、『そうすることが理想』と思っているのだろうか?
写真は、三木の伽耶院の紅葉である。
自然は、昔から変わることなく、同じことを繰り返しながら、少しずつ大きくなってゆく。
自然のほうが、賢いのかも知れない。
最後までお読み頂いて有難うございました。
お手数ですが、ちょっとクリックして頂けますか?
車の中のラジオを聞いていると、しきりにそう言っていた。
何でも語呂あわせで『バイクの日』でも『お肉の日』なども作るので、
あって当然と言えるだろう。
『いい夫婦』とはどんなのが、一番なのだろう。
夫婦は、夫と妻の両方で成立するのだが、その役割というかイメージも随分と変化したものだと思う。
日本の夫婦観も、昔とは随分と違ったものになってきた。
最近は、特に『妻』の役割も変わってしまったような気がする。
『家内』と私はいつも書くが、最近は『家内』など死語に近い。
家の内などには居ないことが普通である。
私など、自分ではそんなに考えが旧いとは思っていなくて、
新しい発想などにも柔軟に対応していけると思っているのだが、
昨今の男女同権から、更に進んで、男も女も何もかも一緒というような生活態度だけは、
正直もう一つだと思っている。
男と女はやはりそれぞれいいところがあって、
単純に言って男が外で働き、女が家を守り子供を育てるというのが、自然だと思っている。
なぜ? と言われても特に理由があるわけではなくて、そのほうがいいと思うのである。
夫婦共稼ぎが普通の世の中にはなったが、
子供が学校から戻って『ただいま』といった時に、『お帰り』と迎えてくれる母親が居たほうが、少なくとも小学校時代はいいと思うのである。
女性も社会で立派な仕事をされるようにはなったが、『子育ても』それ以上に、大事業だと思うのだが。
結婚して、もう48年目になるが、家内はずっと専業主婦であった。
旦那の稼ぎだけでは、そんなに裕福でもなかったと思うし、家のことは全て任していたので、大変だったと思う。
二人の子供たちは、それを見てどう思っているのか、聞いたこともないが、
娘も結婚して直ぐ会社を辞めて、専業主婦で3人の子供を育てているし、
息子の嫁も何故か、専業主婦であった。
こんな『夫婦』は最近は、珍しいようである。
それが『いい夫婦』かどうかは別にして、これもラジオで言っていたが、
アンケート調査による理想の有名人夫婦は、
40~50代の圧倒的な支持を集めた三浦友和・山口百恵夫妻が4年連続でトップだったそうである。
なぜ、圧倒的にそうなのかという理由に、女子アナが、『山口百恵が家を守って外に出てこない』というようなことを言っていたのが、不思議にさえ聞こえた。
人の生き方、人生の過ごし方は、いろいろあるとは思うが、
この歳になって、何となく思うのは、
現役時代、一生懸命やってきた仕事も、今振り返ってみれば大したことではなかったのかも知れない。
ちゃんとした、子どもを残し、その子どもたちがまた、また『いい孫』育てて、
次の時代に引き継いでいけることのほうが、会社の仕事などよりは、
『よほど大仕事』のような気もしている昨今である。
若い理論家の、人たちの反論にあいそうで、自信などはないのだが、
何となく、そう思った。
自分はそうしないが、『そうすることが理想』と思っているのだろうか?
写真は、三木の伽耶院の紅葉である。
自然は、昔から変わることなく、同じことを繰り返しながら、少しずつ大きくなってゆく。
自然のほうが、賢いのかも知れない。
最後までお読み頂いて有難うございました。
お手数ですが、ちょっとクリックして頂けますか?