『オバマ大統領の演説を聞いたが、格調の高い、感動的なものだった。』と
自民党の中川秀直氏がそのブログの冒頭にそう記している。
率直な短いセンテンスを繋いだ、オバマ流のスピーチは英語で聞いても、その意味がチャント解らなくても、伝えようとしている気持ちや心は伝わってくるそんな不思議な力を持っている。
それは日本語に訳されても同じように心地よい響きを持ったものであった。
人の言うことは、まず疑わずにその通りに聞くことを信条としているので、
このオバマ演説は非常に感銘深いものであった。
自民党の河野太郎さん
山本一太さん、たちは立場上からか、やや冷ややかな反応である。
逆に、
鈴木宗男さんや、
原口一博さんは、べた褒めである。
政治の世界は、半ばだましあいで、信じてばかりでは騙される、と裏からヨコからその表現を論評する人も多いが、
オバマさんは何となく、そんなにウソのない自分の想いが率直に言葉に出る政治家のように思う。
黒人のアメリカ大統領が初めてであるのと同様、多民族国家のアジア系大統領も始めてである。
何となくヨーロッパ系の白人たちは、黒人や黄色の人たちを一段下に見る風潮があるのは、事実である。
そういう意味で、オバマさんの言う『対等な関係』はそのまま、その意思は信じてもいいと思うのである。
ただ、世界をリードするアメリカ大統領の発言であるから、当然重みもある。
実現あってこそ、本当の評価に繋がるのだろう。
『核のない世界』も『アジア重視』も、
もっと具体的な課題の、『中国問題』も『普天間基地の問題』も『北朝鮮対策』も
その現実的な実現が早期に望まれるのであろう。
私は、まず信じて、期待したい。
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