雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

自然エネルギーにエネルギーを

2011-06-27 05:49:27 | みっきぃふるさとふれあい公園

★NPO The Good Times のアドバイザーをしてくれているbunCさん、ツイッターのハンドルネーム fchozi さんから、ツイッターでこんなつぶやきを頂いた。

@rfuruya1 「自然エネルギーにエネルギーを」という話が現在、読めないようです。結構気になるので、またその手のお話をお願いします、、、。

確かに、『自然エネルギーにエネルギーを』と言うブログは一時書いていたのだが、途中でアップするのをやめてしまった経緯がある。

『自然エネルギーにエネルギーを』と言うフレーズは、先日の関西のABCテレビの中の『潮流発電』の特集の中で語られていた言葉である。

自然エネルギーと言う言葉は、昨今いろいろ取り上げられるが、政府関係者を始め本当にそれを育てる気持ちがあるのか?

英国などの対応に比べて、日本の場合は口ばっかりで、そこにエネルギーが感じられないと言うのである。

番組の中では馬淵さんのスピーチが紹介されていたが、迫力が全然感じられないのである。

 

★2年前の6月に、ノバエネルギーと出会ってそれ以来、NPO The Good Times としても広報を中心に応援を続けてきた。昨年の6月までは迂余曲折はあったものの順調に来たのである。

3月には環境省の援助認定も受けて億の単位の支援が受けられるようになり、6月にはそれまで韓国で開発を続けてきたマグロタービンの現物が着いて、淡路岩屋で実験開始までこぎ着けたのである。

マスコミも注目し、各社のテレビ取材も受けた。先日のテレビの映像もその時撮られたものの編集であった。

その後、実験の途中にマグロタービンが流れてしまって、

そこからお役所の態度が一変して、自分たちの立場を守るだけのタテ型発想で、こんな事では、小さなベンチャー企業がが新しい自然エネルギーの開発などとてもできないのである。

環境省の億を超える援助枠も、そのお金が貰えるわけではなくて、使った額だけ後から申請で補填すると言うのである。

1億のお金の援助を受けるためには、自力で1億のお金を都合しなければならないのである。大企業ならともかくベンチャーには銀行も仮に政府の認定があっても、1億円のお金など貸してはくれないのである。

 

★日本のエネルギー政策は、政府も電力会社もそれに群がる利権集団も、『原発一筋』それが唯一無二のものとして、進められてきた。

今回、東日本大震災で福島原発事故もあって、あの原発の事故の影響などを見ては、国民もこれはちょっと危険すぎると思ったのだろう。

 未だに、電力会社や、原発推進派の人たちは、原発主体に進めたいのであろうが、如何に、原発支持者が頑張ってみても、多分国民は『脱原発』の方向に舵を切るだろう。

ただ、その時本当に、原発のの代替エネルギーとして、『太陽光と風力で大丈夫賄えるのであろうか?』

土地の狭い日本で、風があまり吹かない日本で、夜は発電しない、風が吹かぬと廻らない効率の悪い基本システムで、

『原発に代わるエネルギーを求めたら、どれくらいの土地が要るのだろうか?』

 

★私は、技術は特に弱い。そんなに難しい技術的根拠を持って言っているわけではない。

ただ、若いころから二輪業界にいて、日本で初めてというような『ネットワーク』とか『システム』の創造ばかりをやってきた。

世の中で初めてのことばかりを担当してきたのである。

 

78才になったい今でも、日本では珍しい『システムそのもののNPO The Good Times 』を2年前に立ちあげた。

来月にはアメリカで新しくプロジェクトがスタートするし、首都圏東京でもいろいろ考えている。

ネットシステムなどは、世界展開が常識なのである。

前例のない、世の中で初めてのコンセプトが正しいかどうかの『判断』は、『専門的な知識などではなくて、常識で判断されるべきである。』

『常識で、判断して、大丈夫なら、その実現性はある。』 と確信しているのである。

 

 

『原発に代わる自然エネルギーは、原発の発電量を上回る発電量が可能である』ことがMUST 条件なのである。

私は川崎重工業にいたのだが、バイクを造っている二輪事業と、航空機や、造船など高価な製品を造っている事業部の売上高がどちらが大きいと思われますか?

売上高では圧倒的に単価は低いが量で、二輪事業なのである。 

航空機、造船、プラントなどなどいろんなものを扱っている重工業の川崎重工と、軽四輪が主体のスズキとどちらが売上高は大きいのか?

圧倒的にスズキなのである。

 

発電量とは売上高みたいなものである。

原発の発電量が如何に大きくとも、

太平洋の黒潮を利用して、24時間休むことなく発電できる。そんなに難しい技術ではない。マグロタービンが回りさえすれば発電するのである。1台あたりの発電量が幾らであっても、発電さえすれば、原発に見合うだけ数を増やせばいい。

太陽光や風力と違って、海流発電は、幅100キロもある黒潮を幾ら大きく使っても、土地代も利権などややこしいことは一切発生しないのである。

量産事業を経験された方はよくお分かりであろうが、同じモノを量産するとコストはビックリするほど下がるのである。発電量の効率もやっていればどんどん改良されるのである。

理屈から言って、間違いなく原発を凌駕する、『発電量の確保』は大丈夫なのである。

 

 

★ただ、ノバエネルギーの鈴木清美さんとも話をしていたのだが、これはベンチャー企業が発想し、構想は描けても、国や大企業がとりくまないと、とても、実現性はないと思っていた。

だが鈴木さんの構想は壮大なのである。 是非どんなコンセプトなのか覗いてみて欲しい。

 

今回、造船工業会が、再生エネルギーに取り組むそうである。

潮流、海流、波力などいろいろあるが、今の原発の発電量に代わり得るものは『海流発電』だけだと思っている。

これはスズキの軽四輪事業みたいなものである。

小さなものでも数を合わすと、重工業の売上高を大きく凌駕し、世界事業として展開できるのである。

造船事業の体質を根本的に見直して、世界に新しく羽ばたくチャンスである。

造船工業会の中に、量産事業経験のあるカワサキがいることは大きな力なのである。

 

 そんなに難しいことではない。

『回転すれば電気は発生する。』 『原発の発電量まで数を増やせばいい』だけの話である。

使うところは太平洋、漁業権など発生しないはずである。

送電方式だけは、どんな方法があるのか?

 

『利権が発生しないから、動かないのだ』  そんなこと思う政治家は、直ぐ止めて貰わねばなるまい。

 

 

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