★9月2日午後、
まだ『菅義偉』さんは正規に立候補声明も出していないのだが、
気の早いテレビの番組では『菅内閣の官房長官予想』などやっていた。
私も菅さんの生い立ちなど、私なりに調べてみた。
東北秋田県の湯沢市の農家の出身である。
高校卒業後単身上京し、その後学費が安いという理由で法政大学を受験、
この辺りが、なかなか実戦的で面白い。
横浜の市会議員から、国会議員秘書などを経験した後、
国会議員に当選しているが、その後の動きもなかなかの実力派で、
いろんな議員さんと関係しながら、麻生さんとも近かったようだし、
安倍さんを総理に担ぎ上げている。
7年間の安倍内閣で麻生さんと菅さんの二人がずっと支えてきた。
派閥には属さず『無派閥』なのに、
自民党の各派閥が雪崩を打ったように『菅支持』に動いたのは何故だろう。
★私の勝手な予想だが、総理になられたら、大胆に自らの『想い』を陣頭指揮で展開されるのでは? と思ったりする。
『安倍政治の継承』だけでは、総理に立候補などする意味あまりないように思うのである。
麻生さんや、安倍さんと言った名門の出ではない文字通りの『実力派』で、地味ではあるが自らの『考え方』は確りお持ちのように思うし、
過去実績などを見ても、非常に明確に『自らの想いのままに』動かれている。
そういう意味では、歴代の総理大臣の中では異質だと言っていい。
1年後には『総裁選挙』がもう一度行われる。
その間の『繋ぎの総理』では、ご本人としてもオモシロくないだろう。
次期総理と下馬評の高かった石破さんや岸田さんも立候補はされるのだが、
もうすでに『菅総理は決まった』ようなものである。
今後の『日本の政治』がどのように動くのか?
維新の橋下さんや、松井さんなどとは、
総理になられても従来通りの関係を保たれるのか?
この辺りのところが、私自身は一番気になっているところである。
出来れば『新しい自民党の動き』を創って欲しいなと思っている。
橋下さんが言われてるように、
石破さんは自民党をでてその党首になられたほうがいいかもしれない。
今回の自民党の動きは、従来の『派閥政治』だという方もいるが、
ちょっと、違うのではとも思う。
★以上は、5時からの記者会見の前に書いていた私の感想だが、
5時から行われた記者会見は、菅さんが毎日やっていた官房長官の記者会見とは、全く雰囲気の異なる迫力のあるものだった。
私が事前に調べていた、政治家になる前のことなども
自分の言葉で確りと語られた。
総理になられたら、多分間違いなく安倍内閣の方針を引き継ぎながらも
『菅色の濃い』独自の政権運営をされるのだろうと思う。
この月の半ばには『新内閣はスタート』する。
どんな顔ぶれになるのだろうか?
官房長官は果たしてどなたが選ばれるのだろう。