★ 菅内閣の話題でニュースはいっぱいである。
自民党には厳しい朝日の世論調査でも内閣支持率は非常に高くて
出だしは好調と言っていいだろう。
私自身、政治に関心を持ちだしたのは、正直安倍政権ぐらいからで、
それまでは大した関心も持っていなかったのだが、
安倍さんの政治には何となく好感を持っていた。
『菅政権』には安倍さん以上のファンに成りそうな感じである。
なぜ?と言われると
素人のカンだが、単に安倍政治の継承だけでなく、
むしろ『菅さん独自の改革政治』の展開が期待できそうだから。
『役所の縦割り、既得権益、あしき前例主義を打破して規制改革を進める』
という改革路線は、従来の自民党にはなかったものだし、
『国民のために働く内閣』と言うのも自民党としては新鮮な感じがする。
本当にこのような政治になったら、これは凄いことだと思うが、
この数日の動きを見ても、従来とは変わった政治になりそうである。
★ 任期は残り1年だが、
1年だけの『短期政権』で終わることなく自民党の総裁任期3年を含めて、
4年は『菅内閣』が続くだろうと思っている。
今回の組閣人事のやり方や、その人事を見ても、従来とは違うし、
『総理候補』と言われる『岸田・石破』さんを登用しなかったのも、
『この次も私だ』という意志表示のような気がする。
巷では評判のいい『河野太郎』も今回の内閣の目玉になるだろう。
党内での評判はもう一つだと言うが
今回の役割はやり過ぎても問題のない
『行政改革・規制改革担当相』だから期待できる。
「目玉だから、しっかりやれ!」と激励して、
「俺はつくるほうだから、壊すのは河野にやってもらう」と打ち明けたとか。
早速『行政改革目安箱・縦割り110番』を開設したが、
18日未明までに4000件を超すメールが殺到し、
わずか1日でいったん閉鎖することを決めたという。
兎に角、即刻実行、動くのがいい。
★ 外交がどうかなと危惧されている面もあるのだが、
今のところ世界の反応は概ね良好なようである。
今夜には、初めての『トランプ・菅電話会談』が行われるという。
トランプ大統領は菅首相の就任を祝福するメッセージをツイッターに投稿、
「あなたが日本と世界のために、とてつもない仕事をすることを知っている」
「早く話をするのが楽しみだ」
「あなたには素晴らしい人生の物語がある!」
などと述べている。
素人の勝手な予想だが、
菅政権は単なる『安倍政治の継承』だけではなく、
従来の日本の政権とはちょっと差別化された
『オモシロい独自の展開』をするように思う。
そういう意味では『日本の新しい政治のスタート』だと言ってもいい。
そんな『素人判断』が当たることを秘かに期待したい。