★ テレビで『全日本大学駅伝』をやっていた。
最初は何となく観ていたのだが、
8区になって東海大と駒沢大の並走が続いて目を離せなくなった。
最近は、ランニングをする人たちは多いが、
このレベルはまた格別の別世界だと思う。
名古屋の熱田神宮から伊勢神宮までの106キロを5時間ちょっとで走破するのである。
その競い合いは伊勢神宮の入口まで続いたのだが、
最後は駒沢大が一気にスパートして
駒沢のエース2年生の田澤は2位を約30秒引き離しての優勝だった。
最後の順位は駒澤大学が大会新記録で21回目の優勝を決めたのである。
来年のシード権が得られる8位までは、箱根駅伝でお馴染みの関東の大学が名を連ねて、全日本大学駅伝なのだが、関西の大学は10位までには入っていない。
優勝回数を見ても、圧倒的に関東勢なのである。
★ 52回の長い歴史の中では福岡大学がだい10、12.13回と3回の優勝を果たしているし、
関西校でも第17回に京都産業大学が制覇しているのである。
私自身が「息が切れる」のは全くの苦手なので、
こんな走りを見ると『人間業』とは思えないのである。
そんな人間の驚異的な走りを見て、ただただ感心していたのである。
2か月後新春には箱根駅伝がある。
今回上位のこんな大学の間で争われるのだろう。
ただ、箱根は2日間の長丁場だから、
選手の数もほぼ2倍になって、チーム全体での実力が問われるのだろう。
駒沢大学は55年連続出場出凄いなと思っていたら、
日本体育大学は73年連続出場で、
一番多く出場しているのは中央大学の94回なのである。
因みに箱根伝は、来年が97回目の長い歴史のある駅伝なのである。
何でも、調べてみると『直ぐ解る』いまの世の中ではある。