★ 最近のコロナの状況は、今春以来3回目のピークを迎えようとしている。
1日の新規発生者が1440人で、
今現在日本の実感染者数は13500人になろうとしている。
私の住んでいる兵庫県では、現在の感染者数は過去最大で468人、
1日の感染者数は79人という数値なのである。
このような数値なのだが、今までの傾向から見るなら
3回目のピークを迎えようとしていることは間違いない。
然し、この程度の数値なら、大したことはないのかも知れない。
これが世界でもトップクラスの発生となっているアメリカでの1日当たりの新規発生者数だが、
最近では159121人と 日本の1449人の110倍 の数値である。
日本とほぼ同じ面積のカリフォルニア州だけでも、
1日の新規発生者数は約8000人と日本の約7倍の数値なのである。
このカリフォルニア州に、今娘家族は住んでいるのだが、
今のところ、特になんともなく毎日の生活を送っているようである。
★ 日本の状況は、上記のようにアメリカなどと比べると、
最高に上手くいっていると言えるだろう。
その核となっているのが『3密』で、2020年に総理大臣官邸・厚生労働省が掲げた標語なのだが、
このような解説があった。
3密とは、密閉、密集、密接から名づけられた言葉です。
3密がどういった場所であるのかを例を挙げると
『密閉』とは会議室や塾や図書館、映画館、カラオケボックスなどがこれにあたります。部屋の広さではなく、換気の程度が重要とされます。
『密集』とは、テーマパークや大型の商業施設、スーパー、学校、電車、喫煙所等の他、 ライブハウスや喫茶店、レストラン等がこれにあたると考えられています。
『密接』とは、互いに手が届く距離で会話や発声、運動などをすることを言います。密接はどんな場面でも起こりえます。職場、飲食店、公共交通機関内での会話や、グループでのランニングやウォーキング、スポーツジム内で多人数での運動などです。
ただ、このような対策も『経済活動』との関係で、完全に守られる状況でもないのだが、このような場所でも『ソーシャル・デイスタンス』と言われている約2メートルの間隔やマスクの着用などが守られるべきなのであろう。
★今から冬に向かって、対策のムツカシイ時期となるのだが、
昨日あたりは、来年のオリンピックについても『実施の方向』で検討されたようである。
ワクチンの開発も進んでいるようだし、あと半年を乗り切れば、
7月末からのオリンピックも本当に開催の目途がつくかもしれない。
そういう意味では、これからの新年も含んだ3ヶ月が非常に大事な時期になるのだろう。
私自身は、定年後の身だし特に人と会い話をする機会も少なかったのだが、
先月来、ジムでのトレーニングを再開したりしていたのだが、
今後3ヶ月、慎重に『3密』を守って対応したいと思っている。
国民1人1人が、自ら判断して最適と思う『生活態度』に徹する常識が、
日本のコロナ対策が上手く展開してきたベースなのだろう。
本当にもう少しのところに来ていると思う。
昨今の日本のコロナの数値を見守っていきたいと思っている。