雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

スプリットフィンガーファーストボール

2021-06-06 07:17:48 | スポーツ

★野球もどんどん進化して、特に今のピッチャーの投げるボールは何種類あるのかよく解らない。
 直球とカーブとシュートぐらいしかピッチャーが投げなかった時代の野球をやってた私など、投手の投げるボールの種類を聞いても、もう一つよく解らないのである。

 昨日大リーグの大谷翔平は、ピッチャー・2番で出場し、
 1回に先頭打者ホームランで1点を取られたが、
 あとは3者連続三振で立ち上がったのだが、
 そこに出てくるのが『フォーク』ではなくて『スプリット』なのである。


 



 
大谷はこの試合、6回まで4安打2失点、10三振を奪って勝利投手になっているのだが、
相手チームのマリナーズの監督大谷翔平投手を絶賛して、このように言っているのである。

はこの球界でも最も特別の球を持っている。
 オオタニのスプリットフィンガーは、これ以上ないというほどの最高の球
 彼が今夜の試合のように、スプリッターを低めにコントロールできれば、攻略するのは本当に難しい。このリーグで、あれほどの球はなかなか見ない』と。

一種のフォークなのだろうが、それが スプリットフィンガーファーストボール なのである。


  




直球は フォーシーム・ファストボールと呼ばれるらしい。
 そんな中で、フォークボールは結構昔から投げられていたが、
 『捕手のミットへ届くまでに約10回転するものをフォーク
 『約20回転するものをSFF』と分類しているとか。

 一番最初に日本で『フォーク』を投げたのは杉下茂だが、
無回転のものが真のフォークで近年の一般的な日本人投手が投げるフォークの多くはSFF(スプリット)である』と語っているとか。

 SFF(スプリット)はフォークの亜種で、基本的な握り方はフォークよりも握りが浅いので、
フォークよりも変化の幅が少なく奪三振能力は落ちるが、その分速いボールを投げる事が出来るとあるのだが、
大谷のスプリットフィンガーファーストボールは三振を取れるので、
よほど『切れ』がいいのだろう。
 

★スポーツの世界は野球に限らずどんどん進化する。
 水泳のタイムなどを見ると、その進化は歴然である。
 ベーブルースは野球界では大スターの第1人者なのだが、
 その時代の野球のレベルとほぼ90年も経っている今の野球のレベルとは
 全然違ったものだろう。
 そんな現代のアメリカ大リーグで大谷翔平が常にベーブルースと比較されて、論評されることが多いのは驚きである。

 私が驚くだけでなく大リーグの監督が驚いているのはまさにホンモノなのである。
 オールスターでどんなプレーを披露するのだろうか?
 ピッチャーとバッターと両方プレー出来たらいいなと思っている。


  
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする