雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

KAZE の 仮説と仕組み   雑感 

2021-06-30 07:14:12 | カワサキワールド

★ KAZEの機関誌・276号が送られてきた。
 私はいまも 現役のKAZE会員 なのである。
 
Kawasaki Amusing Zone for Everybody  その頭文字をとってKAZEという
 
当時の各社のユーザークラブはHART も YESS もそうだったし
カワサキの正規特約店ARK (Authorized & Reliable shop of Kawasaki)
と言ったりしていた。
そんな言い方が流行った時代だったのだろう。



 KAZEARK も私が国内担当時代のスタートだが、
 それは1988年のことだから33年も前のことなのである。 



      



今月送られてきたKAZEの機関誌は、
若い頃・仙台で東北6県を担当してた頃の『三陸の海岸』や『蔵王の山々』などの想い出いっぱいの記事が載ってたので、
何となく現役時代を思い出したのである。






 特に蔵王は山形県側でモトクロスがあって、
 山本・歳森・岡部・梅津・星野たちと この蔵王の道を走ったので、
 本当に懐かしいのである。





★33年経つとKAZEの機関誌も立派になるものである。
 今は全てのページがカラーになった。

 1988年の一番最初は、こんな立派な機関誌ではなくて、
 寄せ集めのバラバラの記事を封筒に入れて当時の特約店ARKに送ったのが最初なのである。

 当時はHART やYESSなど各社にユーザークラブもあったのだが、
 いま残っているのはKAZEだけなのである
 
 なぜ、KAZEだけが残ったのか?

 『年会費3000円を頂く会員カードは、JCBカードとの提携にしよう』という私自身の発案が寄与しているのは間違いない。

 なぜ、そんなことを考えたのか?
常に仮説と仕組み』で物事を考える私の発想によるものだが、
 それはどんな仮説だったのか?
 
  当時、ホンダさんのHARTは、公称10万人の会員と言われていたのだが、『そんなにいるはずはない』と私は思っていた。

 年会費を取る限り、1年後には必ず期限が来る。
10万人も会員がいたら1ヶ月に1万人近い会員の期限が来るのだから、
その月に1万人を集めない限り10万人は維持できないはずである。
そんなことは如何にホンダさんと言えども無理だ と思ったのである。

 後でお聞きしたらHARTの会員の『延べ人数』だったのである。

 KAZEの会員カードをJCBカードにしたら
止め難いはずだ』という仮説でJCBと提携をしたので、
 カッコよさもあったが、実質的な会員確保対策だったのである。


その後の実績は、期限が来ても止める人は10%で、90%は自動更新だったから、実質的に最高55000人まで増え続けたのである。



   
   



★ 私の物事に対する取り組みは常に『仮説』からスタートして
 『仕組みで仕上げる』ようにしている。
 
 33年前のユーザークラブKAZEの発想もそんな仮説と仕組みで成り立っている。
 今は何人の会員さんがいるのだろう?
 その機関誌も立派にはなったが、基本的な仕組みは33年前と一緒で、
新しい機能』が入っていないのは残念である。


 このスピードあふれる『ネットの時代』に
 現在の二輪の販売網も、販売方法も、KAZEの機能にも、
 もう少し『ネットの力』を利用することが出来ないのだろうか?

 KAZEの会員さんは『for Everybody』で『for Kawasaki』でもないし、
 別に二輪車を持っていなくてもいいのである。
 だから『88歳の私』でも現役会員になれているのである。

 『ネットの力』を利用したら、
 よりオモシロい二輪業界になるのにといつも思っているのである。


 
コメント
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