★「かわさきの新年号」が送られてきた。
2023年度の年頭社長挨拶とともに、
「グループビジョン2030」の進捗状況などが載っていた。
2030年のグループビジョンは
モーターサイクルやロボットなどのかっての川崎航空機の明石工場の部門が
利益の8割を創出とある。
カワサキの二輪事業のスタートは昭和35年(1960)だから
もう60年以上も前になるのだが、幾多の難関を乗り越えて、
モーターサイクル部門がまさに川重を支える事業にまで成長したことは、
感無量のことである。
そのモーターサイクルが中心のこの事業の名称が
「パワースポーツ&エンジン事業」と変わったようである。
二輪車がそのベースであることは変わりがないのだが、
「4輪バギー車」の部門の倍増を意図しているようで、
ずっとずっと昔の話だが、
この「4輪バギー車」の開発は明石の技術部門ではなくて、
百合草三佐雄さんがいたアメリカのKMCのR&Dでの開発がそのスタートで、
リンカーン工場の主力製品だったのである。
このバギー車は今年から国内市場でも逆輸入されて販売されるようで、
世の中はどんどん変わるものである。
いずれにしても素晴らしい事業に発展して、ご同慶の至りである。