CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

いや〜ん、あんた、そんな…と森の住人が言う

2018年08月08日 | BRITISH ROCK
ジェスロタル 、1977年の10枚目のアルバム、Songs From The Wood。

不人気なコピー・コントロール付きCD

このアルバムより少し芸風が変わり、今までのプログレをベースにビートの効いた流れる様な演奏のブリティシュ・トラッド・フォークの味付けがなされた。

イギリス中世の森の世界における自然や超自然現象などをテーマにしていると言われている。

何と無くロビン・フッドの世界のイメージなんかが浮かんでくる 。

森の住人達

このレコード、大西洋を挟んだイギリス本国(13位)とアメリカ(8位)の両方でもそこそこ売れたようで、やっぱりアングロ・サクソンの血をひく人達にとって何か郷愁を感じさせるものがあったのかも知れない。

なんと! 木の年輪がレコードの溝になっている。

ただ、この手の音楽にあまり馴染みのない人が一聴すれば、掴み所がなくちょっと退屈するかも知れない。

助手:博士、ジェスロ・タル攻略、なかなか厳しいものがあります。フォーカスなら問題ないのですがね….

博士:むむ〜、我が研究所にはブリティシュ・トラッドを誰一人として理解出来る者がいないのか? (一人しか居ないから仕方がない)

ブリティッシュ・ロックを極めるのは一筋縄ではいかんのう〜

助手:博士!ジャパニーズ・トラッドならなんとかなりますが。

博士:と言うと?

助手:今は夏ですから、東京音頭などの盆踊りのテーマ・ソングあたりですかね。

三波春夫の五輪音頭なんかも捨てがたいですね。

オリンピックの顔と顔、それトトント、トトント 顔と顔〜♪♪ って子供の頃踊った様な…

博士:そう言えば、イアン・アンダーソンのフルートは祭囃子の笛の音にも聴こえるときがあるから、いっその事、ア〜ソレソレって合いの手なんかダビングすれば、日本のリスナーにも受け入れられるかもしれんのう〜

助手:博士、イアン・アンダーソンがいや〜ん、あんた、そんな…って言うかもしれません。

博士:今回も苦し紛れのつまらない駄洒落で終わったのう。