CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

本日聴いたCD その3

2019年06月20日 | BRITISH ROCK

これまた知ってる人は知ってる。知らない人は全く知らない。 

イギリスのビートバンド、ホリーズの1967年の英編集7枚目のスタジオ録音のコンセプト・アルバム、The Butterfly。作詞作曲は、アラン・クラーク、トニー・ヒックスそしてCS&Nに加入する前のグラハム・ナッシュによる3人の共作。

 

1966年にビートルズがサージャント・ペパーのアルバムを世に出してからは猫も杓子もサイケデリックに走る。 

ホリーズも例外でなくこのアルバムを含め数枚のサイケデリック・アルバムを出している。

(着てる服が当時流行したサイケ調)

とは言え、サイケデリック御用達のストリングス、シタール/タブラそしてサウンド・エフェクトなどが絡むものの作風はホリーズらしいポップなフォーク・ロック調の曲に仕上がってそして爽やかコーラスが漏れなくついてくる。 

残念ながら当時はチャート・インしなかった失敗作だけど、今聴けばアレンジは確かに古臭いもののシンプルで聴きやすく個人的にはホリーズらしくなかなかよろし〜