CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

渋い〜一枚

2020年02月11日 | AMERICAN ROCK/POPS

1974年のマリアの2枚目のソロアルバム、Waitress In Donut Shop。

ドドン〜と超アップでお顔が登場

日本では、彼女の名前はマリア・マルダーと紹介されているが、英語のスペルはMouldaerなので、Xファイルのモルダー捜査官に近い発音でないかと。

あまり細かい事が気になりすぎると右京さんになってしまうので、アルバムの中身に少しばかり触れてみようと思う。

ニューヨーク生まれの彼女は60年代既にジャグ・バンドのメンバーとして活動していたそうで経験豊富。このアルバムではジャズ、R&Bカントリーやフォーク調の味付けでノスタルジックな味わいのオールディーズを器用に歌いこなす歌唱力を備えているので、非常に安心して聴ける。

グランド・ファンクのハード・ロックを聴いた後ちょいとおつむが痺れてしまったら、中和させるためにこの手の渋い〜一枚なんていいかも。

でも聴いたところで、ドーナツ・ショップでSWEETHEARTに巡り会うような幸運は保証できないけどね….

サイド1の5曲めにドーナツ・ショップのウェイトレスが登場。


ゴールドな一枚

2020年02月11日 | American Hard Rock

1973年の7枚目のスタジオ・アルバム、We’re An American Band。

プロデューサーに音の魔術師、トッド・ラングレンを起用し彼らのハード・ロックはさらに洗練された。アルバムは全米2位と彼らの最大のヒット・アルバムとなる。

このアルバムの聴きどころはやっぱりシングル・カットされ全米1位に輝いた表題曲のWe’re An American Band。

このアルバムからバンドに正式参加となったグレイグ・フロストのキーボードがポップな彩りを添え 、ドン・ブリューワーの躍動感あふれるボーカルは一度聴けば誰しもがハマってしまう。

1971年の5枚目のアルバム、E Pluribus Funkの銀色のコインを模したジャケから今回光り輝く黄金色のジャケに昇格。

(スティッカーがオマケに付いていた)

アルバムは全米2位と彼らの最大のヒット・アルバムとなり、ゴールドどころかダブル・プラチナ・アルバムに認定された。

Should be played at maximum volume.(爆音で聴くべし)ってレーベルに記載されている。

米初回盤でマトリックス・ナンバーはSMAS-1-11207 Z9#3 とSMAS-2-11207 Z9