1967年のゴードン・ライトフットのデビュー・アルバム、Lightfoot!に収録されたEarly Morning Rain。
そう言えば、この曲ボブ・ディランが1970年のアルバム、Selfportraitでカバーしていますな。
ディランのカバーはメキシカン・タッチのアレンジメントで曲の印象が結構変わっていたので今迄気がつかなかった。
1967年のゴードン・ライトフットのデビュー・アルバム、Lightfoot!に収録されたEarly Morning Rain。
そう言えば、この曲ボブ・ディランが1970年のアルバム、Selfportraitでカバーしていますな。
ディランのカバーはメキシカン・タッチのアレンジメントで曲の印象が結構変わっていたので今迄気がつかなかった。
カナディアン・シンガー・ソングライターとしてすぐ思い浮かぶのがニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ロック系ではブライアン・アダムス、渋いところではレナード・コーエンも忘れちゃいけない、そして真打登場、日本ではそれほど知られていないが北米ではかなり著名なミュージシャン、ゴードン・ライトフット。
1974年の大ヒット作、Sundownを聴いてみる。
(お気に入りの十二弦をバックに一枚)
(ジャケ裏は白地にアルバムやその収録曲のクレジットとシンプルに)
ゴードンライト・フットは66年にカナダからUAレーベルでアルバムを出しメジャー・デビュー、その頃から地味な割にはカナダではボチボチ売れはじめ、70年代レーベルをワーナー系リプリーズに変更しアメリカ進出を図った頃にはカナダでは売り上げトップの常連でアメリカでも売れはじめた。
そしてSundownは両方の地域で一位を獲得。
彼の芸風はアコースティック・フォーク・カントリー系で、素朴なメロディーの繰り返しで聴きようによっては起伏がなく単調な印象。
歌詞をダイレクトに理解できない私ら日本人にとっては苦しいところで、理解を深めるためにもせめてライナーに対訳でもついてりゃね〜
しかし歌詞の意味は分からずとも何度も繰り返して聴いてみればあら不思議! 曲がスゥーっと体に染み込んできて、地味なメロディーの良さが聴き終えた後の静寂の中に浮かび上がる。
我が家にはこのLPとは別に1975年に発売された彼のべスト・アルバムの再発CDを所蔵。名前のGordonからGord、Goldな収録曲とでGord’s Goldと銘打ったしゃれたタイトル。
額のシワが年輪を重ねてきた風貌を漂わせるが、以外や以外1938年生まれで1975年当時はまだ37歳だったそうな。