CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

奥義、爪楊枝でのトレース

2020年02月03日 | BEATLES-BADFINGER関連

本日はビートルズのSgt. Peppers Lonely Hearts Club Bandを聴いてみる。

1972年ごろに買った東芝音工製造のアップル・レーベル。

(東芝音工製、コーティングのかかったペラ・ジャケ仕様、おまけのカット・アウトはこの盤には付属していなかった)

(アップル・レーベル、AP-8163  Matrix No.YEX-637 4S 2/YEX-638 2S 38)

一曲目に5ミリ程度の傷があってレコードをかける度に、初めの30秒ぐらい周期的に発生するプチ音に悩まされ殆どこの盤がターン・テーブルに乗ることはなかった。

そこで今回インターネットなんかで紹介されている、拡大鏡を使って爪楊枝の先で傷の箇所をグルーブにそって数回トレースなる奥義を試してみた。

そうすると、あら不思議! 再生してまだ少しはプチ音が残るものの、あまり気にならないレベルとなった。

グルーブをトレースすることによって、傷によって存在する事となった雑音の元となるゴミもしくは付着物が取れてスムーズにレコード針がトレース出来、雑音が減ったものと考える。

しかし、そこは奥義ゆえ誰しも出来る技ではない。

もし試されるなら自己責任で。