CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ちょっとなに言ってるのかわからない。

2020年03月08日 | JAPANESE

チューリップと言えば、60年代末ごろ青春真っ只中で、プロテスト・フォークに興味があったお方々ならフォークの神様と呼ばれた岡林信康氏の歌う放送禁止歌“チューリップのアップリケ”を思い起こすかも知れない。

それとも、小学校時代土曜のお昼になると学校から飛んで帰り吉本新喜劇に夢中になったお方々から、70年代の中頃から20歳未満禁のパチ屋よく通った私のような人間なら、思い起こすのは間寛平の1975年の大ヒット曲“ひらけ!チューリップ”を思い起こすかも。

何しろ、ウィキによると100万枚突破のスーパーシングルだったからね。

てなことは全くない!

やっぱり、チューリップと言えば、1972年頃にメジャー・デビューした和製フォーク・ロック界の雄チューリップで決まり。

本日は、1976年に出た7枚目のオリジナル・スタジオ・アルバム、Melodyでも。

リーダーの財津和夫氏はビートルズ、特にポール・マッカートニーの影響を受けた作品がしばしば見受けられたが、7枚目のアルバムとなるとそれらの影響は既に消化済みで独自の和製フォーク・ロックのスタイルを確立し、そつのないアレンジはほぼチューリップとして完成の域に到達していたと思う。

特にこのアルバム、ポール得意の安易な組曲形式のギミックもないし、一曲一曲丁寧に作られていると感じるね。

メロディーや歌詞は、日本もしくは日本人らしい情景をよく映し出している。例えば10CC張りのファルセットを使った洋風ロッカバラードの“ともだちのあなただから”も歌詞を眺めると日本人らしい切なさに溢れているいるではないか!

ちょっと、そこのあなた! いつもと違って真面目に書いてるような… きっと何か隠し事が?

わかりました? 実はチューリップで70年代中頃となるとやっぱりパチンコ台のチューリップを一番に思い起こす口で…

どうもすいません。

当時はスロットなんか台に組み込こまれていなくて、ひたすらチューリップをめがけて打ち込む感じ。奥義の2連流しが連続で決まった時の爽快感たら…

奥義と言えば、学生街の雀荘なんかで仲間内で麻雀を楽しんだことも。

奥義、メイトに乗れば安上がり! 2巡目までのリーチのみ、鳴きたん、トイトイ、速攻1枚目での風牌鳴き などなど安上がり専門で…

ちょっとなに言ってるのかわからない!

それじゃディランのプロテスト・フォーク“時代は変わる”でも聴いてちょっくら反省でも...

プロテスト・フォークなら“チューリップのアップリケ”の方がいいんじゃねぇ?