いつもなら、アクセス数の少なさに耳をすませばブログ内を通り過ぎる風の音がかすかに聞こえるかもしれないこのヘボ・ブログ。
それがどういうわけか、ここ数日活況で賑わっているではないか!
やっと苦節5年目でこのブログにもようやく春がやって来たのかと思いきや、どうも様子がおかしい。
何故ならアクセスが集中しているのが過去記事の2件で、一つは2年ほど前にアップしたビーチ・ボーイズのアルバム、Pet Soundsのジャケ裏に謎の侍の写真が!なる内容と、もう一つは4年前にアップしたZeppの名曲、天国への階段が某バンドの曲に似通った箇所が?てな記事。
何でこれら2本の埃を被った記事だけ急にアクセス数が増えたのか全くもって不明である。
まあ、個人的な趣味と暇潰しから生まれたこのブログ、筆者の実力から判断して大ブレイクは期待しないものの一人でも多くの方に読んでいただければモチベーションアップにも繋がるので、一時的な現象だとしてもこの場を借りて皆様に厚く御礼申しあげたい心境である。
と、結構前フリが長くなってしまったので、ここらで今日の一枚でも…
と取り出したのが、天国への階段括りでZeppの1971年の4枚目Led Zeppelin IV。このブログで以前登場しているのでアルバムの解説は省略。
本日手に取ったのは日本盤16P1-2026で、これはフォーエバー・ヤング・シリーズと銘打たれた1988年の企画物による再発盤で、お値段なんと千六百円でした。
このレコード発売当時から結構売れたので、1988年再発盤ともなればオリジナル・マスターのスンバラシイ音とはかけ離れてるんだろうな〜
でっ、リマスターCDと比べてみると再生音が何となくぼやけた感じがして…
まあ、リマスターCDは雑味を取り除き音圧をあげて収録しているので同じレベルで再生すれば確かにクッキリと聴こえる。
そこのお父さん! 今使ってる安物のレコード・プレーヤーが良くないんだってば!
そっ、そっ、そうかな〜?
最近出た新しいの買ってアンプのボリュームを適度に上げて聴けば、たとえ再発盤でもレコードの方が絶対いいって判るから。
そっ、そっ、そうかな〜?
そっ、そっ、そうだってば!
それじゃこれ買ちゃおうかな?
そこでふと我に帰る。聴力の劣化した私のような年寄りに微妙な音の違いは判らない!
某大型家電量販店のオーディオ・コーナーでセールスマンの催眠術に危うく掛かってしまうところだった。
危ない危ない。
じゃカートリッジだけでも買っちゃおうかな?
それも、危ない危ない。