ジャズ・ギタリスト、ジム・ホールの1975年の傑作アルバム、Concierto(アランフェス協奏曲)。
解説不要。
おやすみなさい。
ジャズ・ギタリスト、ジム・ホールの1975年の傑作アルバム、Concierto(アランフェス協奏曲)。
解説不要。
おやすみなさい。
PCに波形ソフトがインストールされているので久しぶりに遊んでみた。
我が家には3種類のアビー・ロードのCDがあるのでそれらの波形をCome Togetherで比較してみると、
1987年初のCD化リマスターは音圧控えめ。波形のフレは大体 +/- 0.5の範囲に収まっている。
2009年のリマスターのフレは大体 +/- 0.7ぐらいか
2019年のリミックスのフレは、オォ〜! ギチギチの +/- 1
しからば、最初の約35秒間の演奏(一番の歌詞)での周波数帯の分析は?
1987年盤は100−150HZ辺りがピークで-15dBを越えた辺りが最大音圧で他の二枚と比べると中高音も抑え気味。
2009年盤は100−150HZ辺りがピークで-10dBを越えた辺りが最大音圧、700HZ辺りで音圧を-30dBに設定しベース音がドンシャリにならぬ様引き締めを図っている。
2019年盤は100−150HZ辺りがピークで-8dBを越えた辺りが最大音圧、700HZ辺りで音圧を-30dBに設定し低音が全体的にドンシャリにならぬ様引き締めを図っている。
なるほど、2019年盤でポールのベースがブンブンうなり、リンゴのバス・ドラムがドコドコと前に出てくるのはこう言う事なのね?
Come Togetherのみを比較したわけだが、1987年盤はフラットな味付けと言うか、当時レコードを聴くのと同じ程度の音圧でのリマスターって事ですよね?
サージャント・ペパー以降のCDには記載されていないが、1987年のCD化はヘルプとラバー・ソウルを除いてはAAD、即ち元々のアナログ・レコーディングをアナログ・テープで編集し、CDにデジタル録音される当時の一般的なCD化仕様だった。ただしヘルプとラバー・ソウルはジョージ・マーチンが60年代のステレオ・ミックスに不満があったので、1987年にこれらの音源をリミックスしCD化した(ADDでのCD化)。ちなみに2009年に同時に出たモノ・ミックスのCDにそれぞれ60年代の旧ステレオ・ミックスがおまけで追加された。
2009年はリマスター仕様で、要約すれば小出力のアンプでもボリュームを上げないでそこそこ聞ける様にと全体の音圧を上げ、さらに演奏以外で生じた余計なノイズなどを取り除いたって事ですかね?
2019年盤は肯定的に言えば現代風にかなりメリハリを付けてリミックスされてるってことね。
まあ、原音に忠実なビートルズ原理主義の方々にとっては、このリミックスに関してご不満がある様ですが...
昔のオーディオ・システムに漏れなく付いて来た、つまり小型スピーカーでは高音や低音が聞き取りにくい場合にあるボタンを押せばその辺りが補正されて聞こえると言う魔法のアレ、そうラウドネス効果の様なものが漏れなく付いてくるって感じのミックスがお気に召さないのですかね?
まあ、これらは聴く人の主観で決まるのでどれがいいのかはその人次第ですかな。
と、トウシロなりにそれらしく解説したけど間違ってないですか?