ピンク・フロイドの11作目、The Wallは2枚組のロック・オペラとして1979年に出た。
(1994年のリマスター盤)
2枚組大作としては、1969年のUmmagumma以来。
Ummagummaと言えばライブとスタジオ録音がペアになったアルバムで、特にスタジオ録音で収録された盤はメンバー各々がイニシアチブを取って制作されかなり個性的かつ実験的なものに仕上がった。
それから11年を経て出たこの2枚組はかってのそれと比較すると隔世の感がある。
非常に耳触りの良くなったと言うか、彼らの考える音楽の理想を突き詰めるだけでなくコマーシャルの面でも成果が求められる存在となったからだろうって思っている。
おかげさまでチャートでは全米1位となり、全世界で累計売上が3000万枚を超える驚異のメガ・ヒット。
ロックなあなたなら必ずお家に一枚常備!って計算ですかね?
あの〜 家狭いんでこれ以上壁いらないんですけど。
(2011年のニュー・リマスター盤)
あの〜、常備薬って事でもう一枚予備に買えって事だったんですかね?
違いの分からぬ男には1994年盤だけでオケ。