CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

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連休 その4 暇つぶしの術

2022年05月04日 | BEATLES-BADFINGER関連

日本におけるビートルズの初期2作、Meet The BeatlesとSecond Albumは、ジャケのデザインはアメリカから借りてきたが、収録曲に関しては日本独自の編集だった。

ビートルズの1965年に来日によって来日記念盤が企画され、初期2作を英盤Please Please MeとWith The Beatlesに準拠して翌年発売された。

そのうちの一枚が”ステレオ! これがビートルズVol.1、Please Please Me ”だ。

今回もジャケは日本独自のものを採用し、収録曲は変わらずもサイド1とサイド2それぞれ曲順の変更がなされた。

Side-1

Please Please Me

Anna

I Saw Her Standing There 

Boys 

Misery

Chains

Ask Me Why

Side-2

Twist And Shout 

A Taste Of Honey

Love Me Do

Do You Want To Know A Secret

Baby It’s You

There’s A Place

P.S. I Love You

オリジナルのシークエンスは

Side-1

I Saw Her Standing There 

Misery

Anna

Chains

Boys

Ask Me Why

Please Please Me

Side-2

Love Me Do

P.S. I Love You

Baby It’s You

Do You Want To Know A Secret

A Taste Of Honey

There’s A Place

Twist And Shout

 

まあ人それぞれ感じ方が違うので一概には言えないが、察するに日本編終盤はSide-1の一曲目に大ヒット曲のPlease Please Meを持ってきて一気にビートルズの世界に引き込み、2曲目のAnnaでジョンのシャウトをぶちかまし、駄目押しとして3曲にI Saw Her Standing Thereの配置で一気にカタをつけるインパクト重視の配列だったように感じる。

因みにこの盤3回もプレスされている。

初回は1966年のオデオン盤、1969年英アップル・レコード誕生によって再発されたアップル盤(東芝音工)、そして1973年もうビートルズが再結成されないと思われたのか緑のフォーエバー帯付きで再発されたアップル盤(東芝EMI)だ。そして完全に英国仕様のジャケと曲順に戻したのは、1976年の国旗帯付きの再発盤からだった。

 

と普通の人達には何のこっちゃと全く興味の示さぬであろう事つらつらと書き綴ってみた。

これも連休だからこそ成せる術。