サザーン・ロックといえば、南部のブルース、カントリーにハード・ロックの素をふりかけシェイクしたのが一般的だと思っている。
しかしこのバンドは一味違う。
サザーン・バンド、マーシャル・タッカー・バンドの1974年の3作目のアルバム、Where We All Belong、当時LP2枚組のアルバムとして発売され、1枚目は穏やかな感じのスタジオ録音で2枚目は本領発揮のライブ演奏となっている。
ジャズ・タッチのインプロビゼーションだけでなく、ブルースにファンキーなR&Bさらに聴きようによってはプログレ・カントリーって味わいが感じられる曲もあってバラエティーに富んで中々楽しめる。
トイ・コールドウェルの親指ピックによる早引きギター・ソロ、中々のものです
ライブでのダグ・クレイの張りのあるボーカルも捨て難い