ロックには英語の歌詞がぴったりと思いきや、ありえない方向から強烈なパンチを食らう。
それが1978年に近田春夫とハルヲフォンによる彼らの3枚目のアルバム、“電撃的東京”が出た。
70年代中ごろから、流行りだしたパンク・ロック・サウンドにのって歌われるヒット歌謡のカバーであったが、これが結構ハマるのである。
1. ついておいで、60年代のコーラス・グループ、シャープ・ホークス
2. 恋の弱み、郷ひろみ
3. 東京物語、森進一
4. きりきり舞い、山本リンダ
5. 真夜中のエンジェル・ベイビー、平山三紀
6. ラストショー、ジャニーズ・ジュニア・スペシャル
7. でさのよのツイスト、長沢純率いるスリー・ファンキーズ
8. 情熱の砂漠、ザ・ピーナッツ
9. 気になるお前、沢田研二
10. ブルドック、フォー・リーブス フォー・リーブス
11. 人間狩り、ピーター
12. 恋のTPO、近田春夫
東京物語、真夜中のエンジェル・ベイビー、気になるお前やブルドックなどはハードロック化して、普段歌謡曲をあまり聴かないロック小僧にも電撃が走った!