ビー・ジーズと言えばやっぱり芸風を変化させたディスコ全盛だった頃が一番売れたのだけれど、個人的にはデビューからのフォーク・ロック期が年寄りのオイラには一番馴染む。
その辺りをサラッとおさらいするにはベスト物が一番。彼らの数多く出されているベスト物の中でフォーク・ロック期であるならば、1969年のBest Of Bee Geesと1973年のVol.2の2枚があれば事足りる。
本日はそのVol.2を久々に聴いてみる。
(1987年の西ドイツ・プレスのCDで聴いてみる。日本ではレコードは出たもののCD化は長い間見送られた。ネットのサイトでは2008年にワーナーから初CD化されたと記載されているが個人的には現物を見たことがないのだが...)
ちなみにこのアルバムには基本的に1970年のCucumber Castleから1972年のTo Whom May It Concern迄に出たアルバム(ロビンのソロ・アルバムとサントラ、Melodyを含む)及びシングルからの11曲と前回のベスト盤から漏れた初期の3曲、計14曲が収録されている。
この時期は少々マンネリ化したと捉えられたのか、またロビンのバンドから一時期脱退の影響もあったのかデビュー当時と比べると人気も少々下降気味だった。
しかしながらこのアルバムに収録された個々の曲はいつまで経っても瑞々しく聴こえる名曲ばかり。