本日はジェスロ・タルの1978年の11枚目のスタジオ・アルバム、Heavy Horsesでも。
彼らの前年のアルバム、Song From The Woodからスタートしたトラッド系フォーク・ロック3部作の2枚目に当たる作品で、9曲に小分けされたそれぞれの曲は聴き易くなっている。
1970年代後半のパンクなどニュー・ウェイブ真っ盛りのロック界で流行なんて関係ないとルーラル・エリアでの住民に捧げるが如くトラッド系のフォーク・ロックで勝負! 彼の地で暮らす人々の琴線に触れる何かが曲に込められているのだろう。
またダリル・ウェイがゲストとして2曲でバイオリン・ソロを披露していてプログレ・ファンをも喜ばせる。
己の道を貫き通す貫禄の一枚とも言える。